「2月の独り言」



2月25日

 この日は赤坂WINESCHOLAで、ソムリエの中本氏を迎えて「シャトー・ラトゥール」の年代別テイスティング。こちらも詳細はいずれ。
 授業の終わった後、珍しく残っていた四名程で、赤坂のベトナム料理のお店「ベトナム・アリス」へ。なんと二日連続でベトナム料理だ!
 3500円のコースだけど、フォーやチキンカレーなどメイン料理を交換し合って、かなりの数のバリエーションが楽しめました。デザートもマンゴープリンやオレンジシャーベット、杏仁豆腐にタピオカと四種類を賞味。ワインはイタリアの白とオーストラリアの赤をオーダーしましたが、結構合う物ですね。
 もっとも週末の疲れが溜まっていたのと、ランチと勘違いして朝食べずにテイスティングに参加したおかげで半分寝てました。うーん情けない。


2月24日

 はるばる小田急線相武台前まで、ベトナム帰りのHさんのベトナム家庭料理をご馳走になりに出掛ける。
 ベトナム料理がどんなものかは知らなかったので、取り合えず手元にあったワインの白と赤を一本ずつ持っていく。詳細はいずれ。
 帰りはかなり酔いが回ってふらふらになりながら何とか帰宅。
 駅から家まで目をつぶったままたどり着けるか試す(うーん、ヨッパライにしか思いつかんな、こんなこと……)。当然ムリなので、十五歩に一回目を開けていいことにする。なかなか難しいものだなあ。万が一失明した時はこんな風かしらなどと考えながら歩いたのでした。目の見えない人が杖一本で歩いているのを見るけれど、よくあれだけで歩けるものであります。


2月17日

 この日は目白にて知り合いが出演している舞台「MIDNIGHT MIME」を見に行きました。詳細はこちら
 物語は吸血鬼と魔女の夫婦が人間の娘を育てていたんだけど、実はその娘が国王の娘だということになって大騒ぎ、というファンタジック・コメディ。暴君になりたがってる国王の従兄弟とか、それに使える厚化粧の三人組の乳母とか、エステに通って全身永久脱ウロコしているおかまの半魚人のハニーちゃんとか、脇役のキャラクターがなかなか魅力的。一時間四十五分の舞台も長すぎず短すぎず丁度良かったです。
 二時からの舞台が終わったのが四時頃、集まっていた元ワークショップのメンバーとお茶した後、新宿へ。「アヴァロン」の前売りがあったので終わらないうちに観ておこうとシネマ東急へ行ったところ、9時15分からのレイトショーのみの上映と知り、しょうがないので隣のミラノ座でやっていた話題の「アンブレイカブル」の7時からの回を観ることにしました。こちらの終了時間が丁度9時15分だったので、上映終了後急いで隣の劇場へ直行するというせわしない鑑賞。感想はこちら
 一日のうちに舞台と映画二本、さすがに疲れたわい。


2月16日

 この日は大阪へ出張。
 出張ついでに梅田の大丸ミュージアムで開かれていた「ベルギーの巨匠5人展」を観てきました。東京でも開催されていたんだけど見逃していたんですよね。巨匠五人とはジェームズ・アンソール、レオン・スピリアールト、コンスタント・ペルメーク、ルネ・マグリット、ポール・デルヴォーのこと。アンソール、マグリット、デルヴォーあたりは知ってはいましたが、スピリアールトとペルメークの作品に触れたのはこれが始めて。スピリアールトの自画像、結構コワイです。
 一番親しみを感じるのはマグリットですが、女性の顔の上にアジサイの花を乗せた「世界大戦」を除くと、どちらかというとシュールレアリズムの傑作よりも初期の抽象画や家族の肖像画が中心で少々物足りなかったかな。ダリは講談社の全集版を持っているけど、マグリットの全集も欲しいところです。
 せっかく食通の町大阪に来たというのに、新大阪駅にはあんましお店がない。梅田で探せば良かったかしら。駅の改札のすぐ下の店で定食を食べてそのまま新幹線に。新幹線の中でワインのハーフボトルを飲んで帰宅。


2月11日

 この日は流通センターで同人誌即売会COMITIA55に参加。
 コミックマーケット直後の即売会はどうしても売り上げが鈍るけど、この日は散々たる有り様でした。あんまし悲惨なんで、知り合いのNさんが以前に既に買ってくれているのにもかかわらずもう一冊買ってくれたりして。「誰か探して売っておきますよ」どうもすいません。ついでに手に入らないとこぼしていた「アニメスタイル創刊号」までくれたりして。「代金払いますよ」「いえいえ、その代わり今度"COWBOY BEBOP"の原稿書いて下さい」
 終わった後Nさんの知り合いの方々と東京駅近くの王将で飲み会。話題はミリタリー関係とゲーム関係が殆どで、どっちも詳しくない私はとりあえず聞き手に回ってました。
 家に帰るとどうも腹の具合も喉の具合もおかしい。どうやら風邪みたい。寒い中四日続けて飲み会だったからかな。しょうがないのでさっさと寝る。


2月10日

 前の晩に仕事の帰り少々はしゃぎすぎて、昼頃起きたら声もがらがら、頭もぼさぼさという状態。うう、今日も夕方から宴会だというのに。しかも蒲団をけっ飛ばした状態で目が覚めたので、肌が冷たくなっている。こりゃやばいかなと珍しく朝風呂に入る。大分調子も落ち着いてきたので、ぼんやり録画ビデオを見ながらお昼を過ごす。やれやれ、ホントなら早めに出掛けて今日のために珍しいビールとか買ってくるつもりだったんだけどなあ。
 待ち合わせは東陽町駅の近くの喫茶店「ベローチェ」。都営新宿線・大江戸線・東西線と乗り継がなきゃ、と思っていたら、バスで一気に行けちゃうことに気付いた。うーん、江東区って地下鉄も便利だけど、バス路線もかなり充実しているなあ。
 Aさん宅にてチゲ鍋の会。チゲ鍋がキムチ鍋のことだったなんて、あたしゃこの歳になるまで知りませんでしたよ。(チゲ=血毛=豪快なイノシシ鍋、なんて勝手に想像してました)
 引っ越してからまだ間もないAさん宅の部屋はとにかく広い。14畳以上はありそうだし、ビリヤード台まであるこたつまである。こたつなんて何年ぶりだろうか。私ん家にはこたつがないもんなあ。どちらかというと胡座かいているより椅子に座った方がつらくないタイプだからかも知れないけれど。
 一人一本持参ということで、なかなかおもしろいお酒が集まりました。宴会の詳細はこちら
 とにかくAさんはかなり食材を用意していてくれて、クリームチーズ1kgとか、スケソウダラ1尾とか、まるごと材料があるもんだからもー大変。こっちも結構食べちゃう方なんだけど、三時から始めて夜十時過ぎまで延々、鍋六杯くらいは食べ続けたんじゃないかしら。(一人一鍋だよ……)


2月3日

 今日は家のすぐ近くの住吉にある「ランファン」というフレンチのお店へ。作家のFさん、元ワークショップのIさん、Kさんと共にワインの食事会。「カレラ・ジェンセン」があるというのでいそいそと出掛ける。(ホントは仕事がなかったわけでもないんだけど土曜日だからいいや)
 住宅街にひっそりとたたずむ小さなお店なんだけど、店内にはDRCのマールやルーチェのグラッパなどがさりげなく飾ってあって、お店の方の並々ならぬこだわりが感じられます。詳細はこちら
 雑誌「ブルータス」でまたワイン特集があって、ネットで色々掘り出し物が買えると聞いてさっそく帰り道コンビで購入。うう、既に通帳がやばい状態だというのに(ボーナス出てまだ二ヶ月ちょっとというのに、どうなってんじゃ……)、また散財してしまいそう。


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