「5月の独り言」


5月17日(水)〜5月20日(土)

 最高気温が日によって10℃近く変わったりするし、前の週に部屋掃除したらホコリが一杯舞ってしまったし、水曜日は声がかれるまで試飲缶 配りなんかやっていたし、最近マンションの改装工事で周囲の空気が悪いし……と思い当たることは結構一杯あるのですが、いきなり風邪を引いてしまいました。しかも熱が38℃近くまで上がったまま。解熱剤を飲むと一応下るんだけど、すぐまた上がる……というわけでほぼ三日間役立たず状態。熱を出したのは今年初めてですが、一度かかるともろいな〜。なかなか直らないです。18日の午後から半休、19日の楽しみにしていた飲み会はキャンセル、20日のワイン試飲会は……これは出なくてはなるまい……というわけで薬でむりやり症状を抑えて出掛けたものの、嫌な汗はかくわ、一言二言喋っただけで声がでなくなるわで惨憺たる有様でした。一応翌週には熱も下りましたが、咳の方は2週間近く経ってもまだ治まらないのでありました。


5月1日(月)〜5月7日(日)

 ゴールデンウィーク開始。連続休みなら9連休となるのですが、さすがにそういうわけにも行かず、5/1-2は出勤。でもまあ相変わらず毎年この時期は遊び歩いています。
 1日(月)は仕事が終わると急ぎ浜離宮朝日ホールへ。空想小説ワークショップの講師をされていた森下先生のご子息、森下唯氏のピアノ独奏による演奏会があるというので、これは聴かねばとチケットを購入させて頂いたのでした。曲目はフランスの異色の作曲家アルカンの「協奏曲」。一台のピアノを一人で演奏するのに協奏曲とはこれいかに、と思うところですが、聴いてみて納得。まるで協奏曲を聴いているかのようにダイナミックな作品なのだ。しかも元々はピアノのための練習曲だというからやっぱり変わっている。それにしても森下氏の演奏は素晴らしかったです。思わず会場から「ブラボー!」の掛け声とともに大きな拍手。おいおいおじさん、まだ第一楽章だよ、曲終わってないよと思わず心の中でツッコミを入れてしまった次第。当時の音楽家ブゾーニによってショバン、シューマン、リスト、ブラームスと並ぶピアノ音楽の作曲家と呼ばれ、にも関わらず晩年不遇でヘブライ語研究の書物の下敷きになって亡くなったと言われるアルカン。すっかり気に入ってしまった私は、さっそく家に帰って手に入るかぎりのアルカンおよびブゾーニ作品のCDを購入したのでした。森下さん、ぜひともCD録音を!
 3-4日はSFセミナー。昼の部は全電通労働会館ホール、夜の部はふたき旅館にて。昨年は昼の部でワークショップの知り合いがかなり活躍されたのですが、今回はその意味では少々地味でした。詳細はこちら。5日は即売会コミッティア76に。結構色んな人が来てくれたにも関わらず、売り上げはイマイチ。一年近く新刊ないしな〜。
 6日は職場のワイン飲み仲間、Tさん宅でワインパーティ。お宅は三階建てで、リビングにはB&Wのスピーカーに、さりげなく「ハーラン・エステイト」の空ボトルが。うーん負けた(いや、別 に張り合ってませんが)。昼からワイン飲みっぱなしで、夜解散時にはまだ意識ははっきりしていたのですが、帰りの電車で2回寝過ごし、結局秋葉原からタクシー帰り。酒弱いからなワタシ。
 7日は久し振りに大学時代のI氏と会い、途中でT氏もまじえて表参道「BISTY'S」にてワインテイスティング。三人いるからブラインドテイスティングを、と思ってやってみたのですが、思った以上に当たらず、勉強不足を再認識。うーむ精進せねば。


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