松尾さんの田中正明氏への情熱が、松尾さんの目を狂わせるのか、
田中正明氏への改竄非難を、関係のない他者へまで向けている感じが拭えません。
>>私が「南京事件」の章扉に掲載した1枚の写真は、国民政府軍事委員会政治部「日寇暴行実
>>録」に収録されていた日本軍が中国人女性を護送している場面の写真で、オリジナルは朝日新
>>聞のカメラマンが撮影したものだった。同署のキャプションは日本軍が中国女性を日本軍司令
>>部に連行して凌辱、輪姦、銃殺となっていたのが、私は「日本兵に拉致される中国人女性た
>>ち」というキャプションを付して掲載したのである。
>とあります。完全に改ざんでしょう。(略)
>加えていますよ。間違いなく。笠原氏本人も認めてます。
出所の「日寇暴行実録」キャプションと内容がそれほど変わらないキャプションをつけている、
ことは誰の目にも明らかではありませんか?
笠原氏は、自分の書いた本論と関係のありそうな写真をさがし、出所「日寇実録」につ
けてあるキャプション内容とあまり離れないようなキャプションに、付け直しただけに
しかみえないのですが?
本文が陵辱・輪姦・銃殺とまでいかないことを書いているのに、キャプションだけ
陵辱・輪姦・銃殺ではそれこそおかしいキャプションではないでしょうか。
それとも出所どおり「陵辱。輪姦。銃殺(うんぬん)」というキャプションを付けていないから
改竄というおつもりでしょうか?。
それは否定派の方の写真利用についても、言えそうなことだと思いますが?
>問題となった写真ですが、まず日本軍の占領地であった場所にて撮影された写真です。
>まさか国民党の政治部の写真班が堂々と日本軍を撮影できると思いますか?(略)
>大学教授たる人があんな単純な間違いはしないでしょう。それはつまり改ざん・ねつ造を目的と
>した方向性に向けた意図があると思いますね。だって私ですらチョット考えれば誰が撮影出来る
>かどうか判断できますから。
松尾さんは「文書の意味や文字を書き換える事」を改竄といっております。
「日寇暴行実録」につけてある写真の元ネタが、アサヒグラフであることを
笠原氏が分からなかったことは改竄とはなんの関係もありません。たんなるミスです。
そもそも出所を銘記することは、なんのためにするのだとお考えですか?
もちろん
■「自説の根拠を示すこと」 が第一条件でありますが、あともう一つ、
■「該当箇所については、内容については責任が出所側にあることを示す」 ことにもあります。
ぶっちゃけた話、出所銘記とは、出所側に内容責任を押しつける行為です。
だからこそ、出所として相応しいか、という「史料・テクスト論」が歴史学で重要な問題となる
ことは松尾さんもお分かりだと思います。
不適切な史料を引用すれば、「ああ、あいつはものごとが分かってない」と影で悪口を言われ
バカにされますが、不適切な史料引用を改竄・捏造ということは絶対にありません。
田中正明氏が「改竄」と弾劾されたのは、自説の証明に引用して、出所側に責任をおしつけた
もの自体、田中正明氏の都合良いように改定されたものだったからです。
これが、「原文まま」とか「判読できず」とか書きながらでも、原文を引用していれば、
改竄などと言われることはなかったのです。非常に残念なことですが。
そもそも虐殺派とよばれる研究者が、「改竄」という言葉を使って非難する対象は、
田中正明氏以外におられますか?。「否定論13のウソ」で東中野氏は井上久士氏
に崇善堂のテクスト問題で非難されていることは松尾氏も当然ご存じだと思いますが、
捏造・改竄という批判はしておりません。
捏造・改竄などと虐殺派がいう対象は、田中氏以外いないことに注意を払うべきでしょう。
板倉氏への批判も、そのような批判をしてはいなかったと思いますが?
批判は慎重に行われないと、松尾氏の所論自体が疑われかねません。
それは松尾氏にとって非常に不利なことだと思います。
田中正明氏への改竄批判を、スライドさせて虐殺派へ非難することは厳に慎むべきです。
*どうしてこんなに「だぶすた」なんだ?
ここまでねちこく田中氏のことをたたくんなら身内にもいるんじゃないの
ねちこくたたかなきゃいけないのが。
*田中氏を偏愛する、と言うようなことを言うが、そりゃそちらさまのことでは、とか。
*死者の代弁者っていうのも、日本人だってたくさん死んでるし、さてそこはどうなのか。
とか、とか。
善意で書いてるつもりなんですがね。惰夫こと雲如 さん。
>ここまでねちこく田中氏のことをたたくんなら身内にもいるんじゃないの
>ねちこくたたかなきゃいけないのが
身内といわれても困りますね。身内でもなんでもありませんから。
>田中氏を偏愛する、と言うようなことを言うが、そりゃそちらさまのことでは、とか。
いや、松尾さんは尊敬してますよ。田中正明さんの罪をしっかりと認められているのですから。
だからこそ腑におちないんですね。他人を捏造・改竄呼ばわりされるのが。
>死者の代弁者っていうのも、日本人だってたくさん死んでるし、さてそこはどうなのか。
とか、とか。
ごめんなさい。
気にさわるのならハンドル名変えましょうか?
まあ、止めましょうか。
はっきりいって善意で苦言を呈したつもりで、こんな反応返されても
空しいですし・・・
↓何を主張したいのでしょうか。虐殺があった事ですか。日記を
勝手に改竄した事でしょうか。はっきりしないのですが。
虐殺派の研究者の研究に、改竄・捏造などの罵倒をすることは松尾氏のためにも良くないよ。
事実認定のミスやテキスト選定ミスに対して、
改竄・捏造などの罵倒は、虐殺派もしないし普通の歴史研究者もしないよ。
田中正明氏のミスをお認めになってるのにそんな罵倒をしていたら、
田中正明氏への非難をそらそうとしているように思えわれてかえって不利だよ。
>岡田さんの主張はダブルスタンダードでしょう。
他人をダブルスタンダードと罵倒されるなら、論理的に根拠を提示してくださいね。
>かたや資料の改ざんと言いながら、
>>#あと、岡田は「松井大将の真意」にはあまり興味がありません。
>># 岡田が論じているのは「田中正明氏が改竄行為を行ったか否か」です。
>これはおかしい。
岡田が何に興味を持とうが岡田の勝手です。
松尾さんに「これはおかしい」などと決め付けられるおぼえは無いですよ。
>改ざんと言うならば「改ざん」とは「文書の意味や文字を書き換える事」でしょう。
「改竄=文書の意味や文字を書き換える事」でしょうね。
>田中氏の書き加えた3行は先に述べた12月30日の日記を23日部分に間違えて加筆しており、
>なおかつ日記には書かれていませんでしたが、事実上海に戻り外国人記者団と会見し、
>南京に置ける話をした事はその岡田秘書官の「日中戦争裏方記」にも掲載されていますし、
>裏付ける資料も数多くあります。
あのねー、日記に書かれていないことを訳者が勝手に書き加えたら、それだけで
完全な改竄行為なのよ。
# 文章の文字を書き換え(書き加え)してるじゃないか。
>元資料に加筆された部分が何の根拠も無いならいざ知らず、事実あった事を、
>文章の前後と照らし合わせて加筆したものと容易に判断できる事です。
>それでも改ざんであるとするならばそれは岡田さんのご判断にお任せ致します。
おいおい、
「文章の前後と照らし合わせて(訳者が推定で)加筆」というのは完全な改竄行為なんだよ〜。
# 松尾さんには、なんでこんな基本的な事実が判らないのだろう?
> なお、岡田さんは先の
>># あと、岡田は「松井大将の真意」にはあまり興味がありません。
>># 岡田が論じているのは「田中正明氏が改竄行為を行ったか否か」です。
> との事ですが、改ざんとは資料を前提に述べるものであり、であるからこそ改ざんと
>主張するならば松井大将の真意とは全く違う事を田中氏が主張したな
>らばその部分を責めるべきでしょう。
おいおいおい・・・
松尾さん。滅茶苦茶を言っては困るぞ。
改竄とは資料を書き換えることだ。
他人の真意を第三者が勝手に想像して書き換えるのは立派な改竄だよ。
「捏造」かどうか、つまり、「意図的に自分に有利なように
事実を捻じ曲げる行為」かどうか、については、多くの場合、
決定的な証拠は出せないという性質のものでしょう。つまり、
「捏造」という非難は、誰が使っても、冷静な議論をしている
とはみなされない感情移入の用語だと思います。従って、南京関係の冷静な議論で
この感情過多な用語を使うこと自体が、有意義な議論を妨げている。しかるに、
一方の陣営が、この事実上立証不可能な主張を内包する「捏造」という
用語を使って、相手方を感情的に非難し始めた。この段階で、「捏造」という
用語は、厳密な立証なしに使ってよいというお墨付きが与えられたような
ものです。「捏造」という用語の使い方は、用陣営とも公平でなければならない
はずではないですか。一方は、自由に相手を「捏造」呼ばわりするが、他方は、
それをじっとがまして、「捏造」の厳密な定義にこだわる、というわけには
いかないでしょう。
>岡田さんの当初の疑問も私にとっては訳の分からない主張もあるんですよ。たとえば
>>南京大虐殺は無かったと主張する田中正明氏が(2)「日本軍は上海での公平な態度に
>>感謝された」という日記を(3)「“南京”での態度やパネー号に対する謝罪等の公正な
>>態度に感謝された」と直して発表したら(4)普通は田中氏が日記を「改竄した」といわれます。
>正直言って、意味分かりません。原文と田中氏の著作を読む限りは意味がわからない。
日記原文の11月30日の内容を要約すると「日本軍は上海での公平な態度に感謝された」と
なりますよね。
(11月30日の内容を元にしたと考えられる)田中氏の加筆した12月23日の
内容を要約すると「“南京”での態度やパネー号に対する謝罪等の公正な態度に感謝された」と
なりますよね。
>>)「改竄した」といわれた田中氏が、(6)「わざとじゃない、間違えただけだ、改竄と言うな、
>>改竄と言ったやつは私を誹謗しているのだ」と(7)一言も謝らずに、他人の「非難」を始めた場合は
>> (8)普通は「田中氏は反省をしていない」と判断されます。
> こんな事田中氏が言ってますか?どこに掲載されていた文章でしょうか?それをお聞きしたい。
以下に岡田による田中正明氏の文章の要約を載せます。
これは以前日本ちゃちゃちゃクラブの歴史ボードに書いた文章を手直ししたものです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
岡田には以下の文章は、田中正明氏の「責任を認めない言い訳」にしか読めませんが。
田中正明氏が言っているのは要するに『間違えたかもしれないけど、
わざとじゃない』『改竄などと言うやつは私を誹謗してるのだ』だけですよね。
(以下の『』内は岡田が田中氏の説明を要約したものです。)
>>私が改ざんしたと称される『松井大将の陣中日誌』と私の記述とのズレは、板倉由明氏が中公出版の「歴
史と人物」(60年冬期号)でくわしく指摘しているが、氏の推定箇所以外はほぼまちがいありません。専門家
が二ヶ月かけて、松井大将の日記と私の文章を対比したと言いますが、それをごらん頂いてもおわかりの通
り、「南京事件」を隠すために、意図的に改ざんしたものでは毛頭ありません。だいいち大将の日誌には、南
京に“虐殺”事件があった、なかった、などということとはまったく無関係なのです。
-------------- 以上 Angelixさん(投稿番号:2675)より引用 --------------
『間違えたかもしれないけど、わざとじゃない』
>>隠さなければならぬことは何もないのです。そのほとんどは、私の筆耕の誤植、脱落、あるいは注記すべき
ところをしなかった等の不注意によるものであります。
-------------- 以上 Angelixさん(投稿番号:2675)より引用 --------------
『不注意による書き間違い、書き忘れ、注の不備はあったが』
>>それを「『南京虐殺』ひたすら隠す」といかにも私が実在した“虐殺事件”を秘匿したかのごとく誹謗したので
す。
-------------- 以上 Angelixさん(投稿番号:2675)より引用 --------------
『改竄などと言うやつは私を誹謗してるのだ』(他人の非難)
>>なにぶんにも兵馬こうそうの間に走り書きされた日記で、しかも大将独特の難解な草書体で読みとることの
できない不明の箇所が多く、その中の一字を判読するのに、三時間も四時間も要し、それでもなお読みとるこ
とができなかった例がいく箇所もありました。
-------------- 以上 Angelixさん(投稿番号:2675)より引用 --------------
『日記は走り書きの草書体でとても読みにくかった』(愚痴)
>>このほかに、不鮮(すくなからず)、如此(かくのごとき)、不詳(くわしからず)、併(ならびに)、方(まさに)、
不審(つまびらかならず)、仍而(よって)、太(はなはだ)、此(かかる)、遽(にわか)・・・・・・・等々数えあげれ
ば際限ありませんが、これらの漢文調の文字を、現代の読者に読みやすくする配慮から、かなまじり文になお
し、あるいは新かなづかいにそって、おくりがなを付したり、句読点を付すなど、語句の扱いに配慮を欠いた点
は認めますが、
-------------- 以上 Angelixさん(投稿番号:2675)より引用 --------------
『漢文調を仮名交じり文に直しただけだ』
>>原文を勝手に書き直して、虐殺事件を隠したとか、大将の不利を補ったとかいったようなことは毛頭もありま
せん。
-------------- 以上 Angelixさん(投稿番号:2675)より引用 --------------
『書き直したりしていない』
>>その他きめ細かく〈注〉を付して、日記以外に大将が弁護人に与えたメモの挿入(二ヶ所)を日記本文と峻
別しなかった等、づさんな点のあったことは認めます。
-------------- 以上 Angelixさん(投稿番号:2675)より引用 --------------
『メモの挿入はしたけど』
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
田中氏の発言には「自己正当化」や「他者に対する罵倒」に相当する部分はあっても
「謝罪」に相当する部分はありませんが?