■社会人として思う〜働くとは?〜
昨年2005年は、私にとって社会人30年という節目の年でした。
戦後60年という日本が歩んできた歴史のちょうど半分を、社会人として過ごしたわけです。
そんなことから、いささかの責任と反省を込めながら、
懐かしい友との語らいや、自分の来し方を振り返る機会がありました。
その締めくくりが、年末、仕事納めの日の夜に放映された
NHKプロジェクトXの最終回の番組でした。
スタジオに登場した人たちが、自らの仕事を振り返って時には涙し、
また番組を見た人が、ひたむきに仕事に立ち向かう人たちの生き様に感動する・・・。
残念なことに一部過剰な演出ややらせ的な手法に批判もありましたが、
テレビを見ながら、仕事とは?働くとは何か?ということを、あらためて考えさせられました。
その一方で、年末の国勢調査結果で、
日本の人口が減少期に入ったことが明らかになったことともあいまって、
いよいよ団塊の世代が定年を向えることから、
いわゆる“2007年問題”についていろいろ語られています。
そんなテ−マを扱った書『団塊の世代 「黄金の十年」が始まる』(堺屋太一著)を、
年末から読み始めています。
ややもするとお荷物ととらえられがちな団塊世代を、
新しい労働力として捉え、そのエネルギ−こそが新しい市場や文化を創り、
時代を変えるという展望を示しています。
私自身は団塊世代ではなく、その直後の世代ですが、
“黄金の十年”とまでいかずとも、
新しい人生のステ−ジを視野に入れつつ、
熱き志を高く掲げ、地道な努力と納得のいく平凡な日々を
積み重ねていくことの大切さを、今痛感しています。
■今年の年賀状から・・・
(仕事の仲間へ)
昨年社会人30年目、今年銀婚式と、公私ともに節目を迎えています。
マクロでは景気が上向きつつあるとのことですが、
これからは、子育てから介護の課題でしょうか・・・
(合唱の仲間へ)
昨年は、合唱団の皆さんとともに、
音楽のある楽しい時を過ごすことができました。
これからも、ささやかながら音楽のある生活を大切にしたいと思っています。
特に今年は、委嘱作品が出来上がるのを心待ちにしています。
今年もいろいろお世話になると思いますが、よろしくお願いします。
(かつての合唱の仲間へ)
昨年は、夏の有田音楽堂、年末のハイマ−ト定演・ミニ同窓会、
お陰さまで、卒団30年という節目にふさわしい、思い出に残る年となりました。
現役の熱演で、伊吹先生の最後のステ−ジ、なかなか感動的でした。
今年も、ささやかながら音楽のある生活を楽しみたいと思います。
♪ 今宵ここに休みて 懐かしき
ふるさとの歌を いざ歌えや ・・・・
(親戚の方々へ)
今年のお正月は、年末の大雪で、さぞ雪が多いのではないでしょうか。
昨夏、私たちの家族と友人との家族で
城崎−小代−香住−湯村−出石ツア−に出かけました。
懐かしいやら、またあまりの街の変わりようにびっくりするやら・・・でしたが、
新しい但馬でのいい思い出ができました。
娘(大二)はヴァィオリン、息子(高二)は剣道・・・
それぞれ自分の道を楽しんで歩んでくれています。
うれしい限りです。