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外川駅からまっすぐ坂を下りていくと外川漁港に行き着きます。
所々に昔ながらの漁村を思わせる建物が残っています。
港に着くと、イカの一夜干しでも作っているのでしょうか、酒の肴に良さそうです。
午後のひと時なのでのんびりした雰囲気を感じますね。
防波堤の切れ目までやってくると、目の前には太平洋の大海原が広がります。
漁船と魚加工所ぐらいしか目に付かない港ですが、はずれのほうに暖簾が出ているお店を発見。
店名が見当たりませんが食事が出来るようです。
おなかも空いたので入ってみることに♪
中には小さいテーブルが2つ。
笑顔が素敵なお母さんのお薦めは地元で揚がった金目の煮付け。
洋風のお皿がこの町に似つかわしくないですがご愛嬌。
一口食べると、
お〜、甘辛の煮汁がよく染み込んでるじゃないですか。
これは美味しいです!
これで1500円は安いですね!
メニューにありませんがお酒もあってビールが280円!
もちろん呑みましたよ!
お母さんと銚子の話に花を咲かせること2時間半。
随分、長居をしてしまいました。
そうそう、屋号は「美味小屋(からこや)」というそうですよ。
ボクのお薦めのお店になりました。
おなかも満足になったところで散策再開。
先ほどのお店の裏手に古びた神社を見つけました。
こちらも神社名がよくわからなかったので地元の人に聞くと「大杉神社」というそうです。
小さな社ですが時代を感じることが出来ます。
時刻は5時前。
もう一度海まで出てみると夕日が荒波に反射して幻想的です。
オレンジとメタリックブルーのコントラストに目を奪われます。
まるで画の世界のようです。
帰りはすっかり日も暮れて、外川駅はより一層終着駅の哀愁を帯びてきました。
上り銚子行きの電車が待っていてくれてます。
「なんか来て良かったな」
都会から2時間強。
まだまだ、こんな風景があったんだと心に染み入る銚子電鉄の旅でした。
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(メモ)
大杉神社
銚子市外川町1
美味小屋
銚子市外川町1-10855の5
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