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                  前回に引き続き太平寺を散策です。 
                   
                   
                   
                  境内を歩くと、秋風の気紛れでカサカサと落ち葉の音が心地よく響きます。 
                   
                   
                   
                  そして階段にはその存在さえ消しそうな勢いで落ち葉が降り積もります。 
                   
                   
                   
                  一人歩いていると晩秋の日差しが辺りをやさしく包み込み、とても気持ちがいい気分になります。 
                   
                   
                   
                  悠久の時を刻む境内の石仏。 
                   
                  「何をしに来たのかな?」 と石仏様 
                  「えーと、しいていえば心の癒しを求めて・・・」 とボク。 
                   
                  「この世の一切の存在は、空(くう)である」 
                  「え?」 
                   
                  「空であることを受け入れるられたら存在は現実であることが理解できるだろう」 
                  「これすなわち色即是空 空即是色」 
                  「・・・」 
                   
                  なんて会話を想像して見たりして・・・ 
                   
                   
                   
                  誰もいない晩秋の古刹はただ静かに、もう何回迎えたであろう冬を迎えようとしています。 
                   
                   
                   
                   
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                  (メモ) 
                   
                  太平寺 
                  栃木県那須烏山市滝 |