「11月の独り言」



11月27日

 この日はカイシャで健康診断。
 今回からは胃のレントゲンも撮るということで、バリウム初体験であります。
 やれやれ、ついにこういう検査を受けなきゃならない歳になったのだなあ。あまり健康とは言えないが(というより二年に一度くらいの割合で入院したりしているが)、こと消化器官だけはダイジョーブで通してきたというのに。聞くところによれば、胃のレントゲンで4ミリシーベルトもの放射線を浴びると言うではないですか。日本は世界平均の4倍近い医療被爆がある、とこの間「三鷹休日講座」でやっていたぞ? 希望者だけでいいんじゃないの?
 という心の中の必死の訴えにも関わらず、カイシャの前にとめられたレントゲン車(っていうのかな?)に乗り込み、いそいそと下着だけになっていたのでした。渡された小さなカップを見て「小さい、良かった……」と思ったのも束の間、これは発泡剤で、その後に300CC以上はありそうなバリウム一瓶を空きっ腹の中飲み込まなくてはならないのだった。最近のバリウムはフレーバーがついていてシェイク感覚で飲めるという話もあったけど……実際に飲んでみると、やっぱり気持ち悪い。二口目くらいで早くも吐きそうになる。私のデリケートな味覚はこんなものは受け付けないのだよ先生、などと頭の中で愚痴りながらも促されるままレントゲン室へ。
 どんな検査なのかあらかじめ聞いてもいなかった、というのも迂闊な話だけど、上下回転するベッドで前向いたり横向いたりうつ伏せになったりといろいろポーズを撮らされるとは知らなかった。うげーちょっとやめてよ吐いちゃうよ〜。おそらくいろんな方向から撮影する必要があるのと、バリウムがまんべんなく胃の中に行き渡るようにという効果があるからなのだろうけど、タダでさえ既に気持ちが悪いのに、こんな船酔い状態の撮影ではホントに吐いてしまいそう
 さて、下剤を貰って検査終了。普段から快食快便のタイプではあるのだが、バリウムが腹の中で固まってしまったら大変である。三時間で出てくるそうなので、意地でも出さなければと、昼から夕方まで三回もトイレに。なんかいつまでたっても腸の中にうねうねと白いものが詰まっているような感じがして、一日中すっきりしなかったのでした。これから毎年これやんなきゃならないのかな。気が滅入るなあ。


11月26日

 ワークショップのメンバーで集まって、横浜の「ROBODEX2000」を見に行く。
 朝9時に桜木町駅集合……7時半には家を出なくてはならない……会社よりきついぜ。というわけで、到着するなりあくびばかりという状態でしたが、Oさんが来ない。しばらくしてケータイが鳴る。「あっ、Oさんですか? 今どこですか?」「今起きたところです……」
 確かに会場10時、プログラム開始は11時だけど……。しかし9時半にパシフィコ横浜に着いてみると、すでに長蛇の列。チケットを買うのにひたすら並ばねばならず、チケットを買ってからまたひたすら並ぶ。結局会場に入れたのは11時過ぎ
 さて、最先端のロボットを紹介するこの博覧会、目玉は何といってもソニーとホンダ。多分、今日本でそれなりに元気の良い数少ない企業の二つ。ホンダが紹介するのは話題になったP3をさらに小さくした「ASIMO」。Advanced Step Innovative Mobility(……だったかな?)の略なんだそうですが、やっぱりアシモフ先生を意識してるんだろうなあ。120センチで43キロ、ああこれはまさに「アトム」のサイズ。ここまで来たか! リモコンで遠隔操作しているんだけど、しっかり歩いてるのを見て感動。動きはなめらかで、まるで中に子供が入っているみたい。手の指の関節まで滑らかに動くので、こちらに手を振ったりされると思わず返事をしてしまいそう。一方ソニーの紹介するのは「SDR-3X」(Sony Dream Robot……だったかな? 何しろパンフにも載っていなかったのだ)。こちらはAIBOの人型版という感じで、50センチのサイズながら、その動きはコミカルでパラパラまで踊ってしまう。といってもこちらはあまりにサイズが小さくあまりに人だかりが凄かったので実物は見られずじまい。スクリーンで見たのでした。うーむむなんのこっちゃ。とりあえずAIBOのセカンドバージョンは触ることができたけど。
 遅れてこちらへ向かったOさんがチケット売場にたどり着いたのは11時、入場制限をしていたらしく会場に入れたのは二時半。もっとも本人に言わせると、外はとっても天気が良かったので本を読みながらのんびり待っていて全然苦にならなかったとか。我々は疲れちゃったんで三時半頃には会場を後にしたんですが、その頃になってもまだ入れず外に並んでいる人達が大勢いました。最近あまり話題になるイベントがなかったから、相当集まっちゃったんだなあ。
 帰りに一杯引っかけた後、残った四人で渋谷へ映画「BLOOD」のレイトショーへ。あの寺田克也氏がキャラクターデザインを担当した異色の吸血鬼アニメーション。Kさんは寺田氏の大ファンで、20分のメイキングを収録した2000円以上するDVDを購入していました。内容は45分という短いものでしたが、寺田氏の絵柄の雰囲気が良く出ていて格好良かったです。少々画面が暗すぎて何が起こっているのか良く分からない部分もありましたが。声を入れている工藤夕貴もかなりの熱演。大抵この手の吹き替えにはがっかりさせられることが多いのですが、いや大したもんでした。


11月25日

 会社の同僚でアドバイザー合格者が集まって自宅でワインの集い。
 全部で六人が集まり、何故か私以外女性ばかりになってしまったけど、人数的には丁度良いかも。久しぶりに腕を振るうことにしたのでした。
 こちらで用意したのは「ローラン・ペリエ・グラン・シエクル」「マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー2000年」「クラレンドン・ヒルズ・シャルドネ97年」の三本。料理の方はボンゴレ・パスタに牛肉の赤ワイン煮、そしてビアゼリー。ビアゼリーは板ゼラチンを溶かしてビールと砂糖・レモン汁を加えて冷やしたシンプルな物ですが、一部を泡立ててから上にのせてビールの泡まで固めてしまうのがミソ。一見ビールそのものに見えるし、ビールそのものの泡だからとてもナチュラル。「ビストロ・スマップ完全レシピ」に書いてある通りに作ってみました。さすがだぜスマップ! これらに持ち寄りのパンやサラダ、ウォッシュチーズの「ポン・レベック」や鹿肉のパテまで集まり、結構豪華な食材が並ぶことに。
 はじめて家に来る5人のうちKさんは遅れてくるとのことで、駅についたら電話をしてくれるように頼んで置いたのですが……三時半頃「駅につきました。コーヒー店の前にいます」とのお電話。「じゃあ迎えに……」と他の二人が迎えに行ってくれたのですが、四時頃「誰も来ないんですが」「えっ? コーヒーのお店の前にいるんですよね?」「ドトールコーヒーの前で、目の前にレジェンドという店が……」……? そんな店あったかな?
 待ち合わせの駅は西大島だったのだが、なんとKさんはその二駅先の東大島にいたのでした。しかも西大島駅を出てすぐの所にも確かにコーヒーのお店があるのだが、「ドトール」ではなく「コロラド」だったという次第。結局後から迎えに行った二人ともすれ違ってしまい、Kさんがうちにたどり着いたのは五時近く。ご苦労様でした。なんか自分のうちだとかえってピンと来ないけど、結構分かりにくい所に住んでいるのかなあ。
 そのKさんの持ってきてくれた「シャトー・カルボーニュ97年」で締めくくり。うーん、やはりワインというのはこうやって和やかに飲むのが正しいような気がするなあ。


11月19日

 この日は正午からワインの会。赤坂WINESCHOLAの主催で、新宿の「スイス・シャレー」にてカリフォルニアワインの試飲会。詳細はこちら。簡単にグラスで試飲が行われるだけだろうと思いきや、チーズフォンデュまで登場して本格的なディナーになっていました。
 夕方はヒルトンのフレンチ「トウェンティ・ワン」にて家族と会食。詳細はこちら。他の日で都合がつかなかったせいではありますが、期せずして贅沢食いの連続になってしまったのでした。普通一日に二回もステーキは食べないだろう。それにしても、食べざかりの時にはろくに高級食材なんぞにはありつけなくなったのに、自分でそれなりに小銭を稼ぐようになって食事もぜいたくが可能になった途端に、食べ過ぎ注意の年頃になってるんだもんなあ。


11月18日

 この日は三鷹市民公会堂にて「三鷹休日講座」
 なかなか送ってこないと思っていたアドバイザーのバッジが、家を出る直前の正午に宅急便で届く。なんてグッドタイミング! 黒のジャケットにさっそく来たばかりのバッジを付け、カートをごろごろころがしながら三鷹駅へ。
 丁度今年の三月に行われた「三鷹休日講座」での約束通り、今回は私が講師をつとめました。お題目は「ワインの歴史は英雄達の欲望の系譜」。考えてみれば、これをすることになったから、結局ワインアドバイザー試験までやってみようかということになったのだよなあ。
 一時間目はF先輩の「原子力のお話」。レントゲンによるX線の発見から始まって原爆の話、原発の話が中心。丁寧なレポート付き。実は放射線化学も量子力学もさっぱりなので、イマイチ理解したとは言い切れないのがつらいところですが、うーん、やはりプルトニウムがあれば簡単に素人でも爆弾が作れる、という「太陽を盗んだ男」の話はあくまでオハナシに過ぎないのか。インプロージョン式プルトニウム爆弾の理屈なんか、爆弾が爆発してそれがレンズ効果をもたらして……と言われてもなかなか。ちなみに宇宙飛行士はともかく、国際線のパイロットの宇宙線被爆量は原発労働者を上回るそうな。
 さて、二時間目は私の出番。ワイン史を四つのパートに分け、「古典ワイン時代」「フランスワイン」「新世界ワイン」「今日のワイン」の順で、間に白ワイン二種、赤ワインの二種のテイスティングをはさみ、それぞれ十分ずつで全部で一時間、のはずだったんだけど、そんなに段取り良くいくわけもなく、内容を欲張りすぎたお陰で三十分近くオーバー、予約時間ぎりぎりまで粘ってしまいました。なんせ用意したOHPが30枚を超えていたからなあ。こりゃ二時間の内容だよ。
 今回の講座の内容は取り合えず「一杯のお酒でくつろごう」のコーナーで少しずつホームページに載せていく予定です。
 さて、試飲アイテムの白はブラインドで二つのうちどちらが高いか当てようというもの。その二つは、同じ生産者による「シャブリ」と「シャブリ・グラン・クリュ」。前者が早飲みのフレッシュタイプなら、後者は重厚な長熟タイプ。ある意味予想通りというか、「シャブリ」が上、と評価した方が多かったです。これはある意味反則かな。「シャブリ・グラン・クリュ」が真価を発揮するのは10年後と言われているし。
 試飲アイテムの赤はおなじくブラインドで、カベルネ・ソーヴィニヨンタイプ。マルゴーのセカンド、「パヴィヨン・ルージュ・ドゥ・シャトー・マルゴー97年」とチリのテーブルワインの比較。ただしこのチリワイン、あの「モンテス・アルファ97年」なのだ。しかし赤は飲む一時間前には抜栓しておく、という暗黙の了解をどわすれしてしまい、注意される。開けてみて自分で比較試飲してみて困ってしまった。予想に反して「マルゴーのセカンド」の方が香りが強く華やかなのであります。私の狙いでは、「モンテス・アルファ」の方が重みがあるのでこっちが高級、と迷わせる予定だったのですが、これでは結果はみえみえ。一つには「マルゴー」が元々柔らかいタイプのものだったためで、これがラフィットやムートンのような苦渋味の強いタイプのセカンドだったらかなり違っていたかも。一つには開けたばかりでは「モンテス」の重めの香りが開ききらなかったことで、しばらく置いておくと確かにかなり差が微妙になってきていました。うーん、ちょっと失敗。
 終了後先輩宅で反省会。内容の方はおおむね好評だったと思うけど、メンバーの中には実際にフランスのシャトーを回ったことのあるYさんや、ホテルでサービスをした経験のあるSさんもいて、ヒヤヒヤもんでしたな。Yさんは「シャトー・タルボ89年」「コート・ド・ローヌ」、私は「パヴィヨン・ブラン・ドゥ・シャトー・マルゴー96年」と今の季節だからと「モメサン・ボジョレー・ヌーボー2000年」を持参。主催者のOさんいわく、「このボジョレーが今日は一番おいしかったかな」……それはその通りだと思います。実際、今年のヌーボーは割と出来が良いと思うのでした。


11月12日

 東京ビッグサイトにて即売会「コミッティア54」に出店。
 昨日歩き回ったり飲んだりで、やっぱり疲れてたらしく、一人座っている間に思わず寝てしまった。お客さんから二回も起こされた。なんて恥ずかしい奴。それにしても、よく本とかお金とか盗まれなかったものだなあ。
 まとめ買いとかしてくれる方もいて、寝てた割にはそこそこの売り上げ。もっとはげまんといかんなあ。
 12月のコミックマーケットには作品を出さなくてはならないのですが、「冬の日の幻想」の続編、コンテまでは描いているのだけど間に合いそうもないなあ。ホームページの方も「作品集」と言っておきながら更新しているのはワインのコーナーばかりだし、来週は「休日講座」と称して飲みがてらワインの話をすることになっているし。いっそのことワイン本作ろうかしら


11月11日

 上野の国立西洋美術館へ「死の舞踏」展をワークショップのメンバー8人ほどで見に行く。
 中世末期から現代に至るまで、骸骨が踊りながら人々に「死」を存在感をもって訴えかけていく作品群を集めた物で、それは宗教的な戒めであったり、伝染病の恐怖だったり、戦争の惨禍だったりを主題としているわけですが、さすがにここまで150点近い作品を眼にすると、少々しんどかったなあ。天気の良い休日にも関わらず観客はまばらで、ゆっくり見れたのですが、最後には結構疲れてしまった。なさけなや。
 ホルバインをもしのぐ細かさの16世紀のアルデグレーファーの7センチ×5センチのエッチングや、ダリムンクの素描も「さすが」でしたが、一番印象に残ったのは、ザクロフスキーの「死の変奏曲」という20世紀の作品。柔らかくねじ曲げられながら空中に浮かぶドクロ……ダリやベーコンを思わせつつも、独特の雰囲気のあるその作風は私のモロ好みでもあり、この人の作品他にもないかしらと、本のコーナーを探した程でした。
 中には「黄金バット」を思わせる、マントを羽織って宙を舞う骸骨もありました。今実写映画でやれば案外面白いんじゃないかな、「黄金バット」。うわはははと笑いながら黒いマントで飛んでくる金色の骸骨、正義の味方にも関わらずそのあまりの不気味さにみんな逃げてしまう。うーん、「X-メン」をもしのぐ感動作になるぞ!
 その後渋谷へ繰り出し東急本店8Fの「TANTO TANTO」へ。ついでに毎度のことながら、ワインを一本買うつもりが4本も買ってしまう。ああまた衝動買い……しかも重いし。レストランではイタリアの珍しいワインをセレクト。詳細はこちら
 映画のタイトルのカクテルが飲める「八月の鯨」にも足を運ぶ。ミルク入りのカクテル「レオン」を堪能した後、「犬神家の一族」をリクエスト。きっと足を広げて湖にさかさに沈められたスケキヨの姿をイメージして面白いものが出てくるに違いないと思ったのですが……グレープジュースの上に深い紺色に染まったウォッカの層があって、これはどうやらあの湖そのものをイメージしているらしく、なかなか不気味な感じなのですが、「かき混ぜてから飲んで下さい」と言われるままに混ぜてみると、これがなかなかに「美味しい」のでした。こりゃいいや、次はまだ横溝シリーズで行くか? なんて思ったのでした。


11月5日

 この日はE氏宅で今年二回目のワインの会。
 前回は濃厚な赤四種で揃え、特に乗馬をされるE夫人のために「馬の鞍の香りがする」と言われるオーストラリアのシラーズを用意したのですが、「イマイチ馬の鞍の香りとは言えない」という話もあったので、今回は本場フランスはローヌのシラーを準備。詳細はこちら
 にしても、この連休は殆どワインづくしの3日間でした。久しぶりに悩みのない幸福な束の間の休息、であったことだなあ。


11月4日

 この日の夜は田原町の「Vin Chou」で、ワインアドバイザーの合格を祝って赤坂ワインスカラのメンバーで祝賀会。
 合格したらこのワインを開けてしまおう! と言って皆さん持ち寄ったのが「シャトー・マルゴー90年」「DRCロマネ・サン・ヴィヴァン94年」「ラ・ガフリエール67年」「シャトー・パルメ88年」といったそうそうたる名品の数々。うむむ、皆さんさすがですねえ。職場では合格率はかなり低かったのに、ワインスカラの受験受講講座の参加者は殆ど合格。なるほどお金を出して講習を受けようという人達はやはり気合いの入れ方が違いますなあ。ちなみに私の持ち込んだのは「城の平カベルネ・ソーヴィニヨン94年」詳細はこちら
 12月にはまた集まってメルローのトップクラスを飲もうという話も持ち上がりました。ああ、また飲んでしまいそう。なんて危険な趣味なんでしょう。


11月3日

 劇団てぃんかーべるの公演「十二国記」を見に行きました。
 てぃんかーべるといえば、昨年の11月に「魍魎の匣」の舞台を見せてくれた劇団。あの原作を殆ど改変せずにその雰囲気を再現した傑作として記憶に残っています。
 さて、今回の小野不由美原作の「十二国記」ですが、一部キャストも重なってます。前回久保竣公を演じた人が主役の王、尚隆を演じ、楠木頼子を演じた人がそれに仕える麒麟、延麒を演じています。前回は青木刑事役でちょっと目立たなかった迫水さんが敵役の卿伯を熱演していました。
 舞台は十二の国で構成された異世界。人々は木の実(卵果)から生まれ、王は神獣の麒麟によって任命され、たまに王と麒麟と卵果は時空の狭間を通じて戦国の日本へ流れ着く……主人公の尚隆は戦国の夜に村上水軍に滅ぼされた小松氏の末裔で、そこに流れ着いた麒麟の六太こと延麒によって雁の国の王となる。原作は読んでいないし、そうでなくてもあまりこういうファンタジーに慣れていないせいもあって、昨年の公演ほどはノレなかったのですが……。剣を交える活劇シーンは少々迫力不足で(別にスピードは出さなくてもタメの演出で結構緊迫感は出ると思うのですが……)、セリフのとちりも少々気になったし。でもメインの人達の言葉の力強さには感銘を受けました。視覚的効果を多く必要とする内容なのに、余計な小道具を必要とせずに演じてくれたのは良かったです。
 来年はまた「魍魎の匣」を再演するとのこと。楽しみです。
 一緒に見に来ていたワークショップのYさんやSさんと軽く食事を取った後、一人新宿へ向かい、創元推理倶楽部のMさんBさんに合流。「浪漫房」で飲み会。Bさんは不幸にも今年の夏に父親を亡くし、この間自転車で転んだら運悪くガラス瓶の破片で右手をざっくりと切ってしまい、神経を繋ぎ直す手術を受けたばかりとのこと。快気祝いをしましょうと出向いたのですが、右手にぐるぐるギブスをしての登場。「……お酒飲んじゃって大丈夫なんですか?」「大丈夫、大丈夫。明日抜糸だし」というわけで、大人しく三人でワインを三本にとどめ気持ちよく飲み会をしたのでした。Bさんは右手が少々不自由とはいえ、指は普通に使えるし見た感じとても元気そうだったのでひと安心でした。


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