4行詩の展覧会


 月刊ポエムでは毎月テーマ素材を決めて、4行詩の競作を行っています。どなたでもご参加いただけます。投稿のご案内はこちらです。

 掲載された詩の感想・コメント交換は、掲示板(
気ままな掲示板)で行っておりますので、ぜひお立ち寄りください。



        テーマ素材 「 朝・Morning 」

          〜〜 同人作品集 〜〜

 (詩) 通学路 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 穂実樹 寧花
 (詩) きぬぎぬの別れ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 上杉晴一郎
 (詩) 無題 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 七海
 (詩) 特別な朝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 聡碧
 (詩) なぜ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 極
 (詩) あいさつ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 高橋あすみ
 (詩) 仮葬 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 諦花
 (詩) 朝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 河野夏月
 (詩) awake ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  LIB
 (詩) 無題 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 室姫 凛
 (詩) 朝まで ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ うさぎ
 (詩) 優しさに包まれて ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ しじみ
 (詩) 強制力 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 杏条
 (詩) 次の街 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 夜行人間
 (詩) モーニングコール ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 空(SORA)
 (詩) 朝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 叙朱

          〜〜 投稿作品集 〜〜

         ( )は連続投稿月数です。    
           
 (詩) 朝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 青緑紫(2)
 (詩) 太古の夜と現代の朝 ‥‥‥‥‥‥ moon kid(2)
 (詩) 幸せの毎朝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 凛々香(2)
 (詩) 夢から覚めて ‥‥‥‥‥‥‥‥ 乙 ちひろ(2)
 (詩) 夜明け前 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 止人(2)
 (詩) 白昼夢 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 炎樹(初)
 (詩) 朝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ まふ(6)
 (詩) めぐる朝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 耀 夜衣(3)
 (詩) 無題 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ひかり(初)
 (詩) Susamajikimono ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 杏(再)
 (詩) Pun morning ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  盈屡(初)
 (詩) 一時の安息 ‥‥‥‥‥‥‥‥ ☆ゆーたん☆(初)
 (詩) 夢先案内人 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 相模流緒(再)
 (詩) 本当のやさしさ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 郁♪(初)
 (詩) キラキラ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ カケス(2)
 (詩) いずみ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ サイコ(3)
 (詩) 朝… ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 海風(再)
 (詩) 朝 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 星夜(初)
 (詩) 夢 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  BARON(初)
 (詩) 冷たい空 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ オリ(初)
 (詩) つりがねそうの告げる朝 ‥‥‥‥‥‥ まき(4)
 (詩) 同じ空の下で ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 神咲桜(初)

 ━━━━━━━(掲載順番は原稿の受付順です)━━━━━━

 
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 (詩)通学路
                      穂実樹 寧花
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 君と同じ通学路 いつからか通いなれたこの道に
 見慣れた後姿 縮まる事のない距離 安心するんだ…
 君に抱くこの気持ち 「おはよう」と一緒に伝わったら…
 変わって行く僕だから いつもと変わらず僕の前に君がいて欲しい
  
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  ●小学校の頃、朝からに会いたくて好きな人が通う通学路をよ
   く利用したものでっす!想いは変わっていくけど、通学路と
   好きな人はいつまでも変わらずそこにいて欲しい…

 HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/homiki.htm
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 (詩)きぬぎぬの別れ
                       上杉晴一郎
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 衣を重ねて寝た後の 衣衣の別れ
 共に過ごした夜が終わった後の 後朝の別れ
 恋は 今もなくなりはしないが
 美しい ことばは 消えてしまった

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  ●男女が添い寝した後の朝の別れは「きぬぎぬの別れ」と言い
   ますが、字には「衣衣の別れ」と「後朝の別れ」の二種類あ
   るようです。粋な日本語ですね。

 HP->
http://homepage1.nifty.com/uesugisei/
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 (詩)無題
                          七海
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 今日 初めて君が泣いた
 驚いた僕は おでこに
 そっとキスする事しか出来なくて
 二人の 始めての 朝

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  ●夜は無性に寂しくなり、朝はもうろうとした中で現実を
   感じる。好きな人に抱かれて私も泣いてみたかった

 HP->
http://home10.highway.ne.jp/non/
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 (詩)特別な朝
                          聡碧
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 目覚ましもなしに早起きができたわけは
 待ち続けた朝がついに来たということ
 飛び跳ねそうな期待と少しばかりのドキドキ
 忘れられないことがきっと起きるとびきりの予感

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  ●「ライオンと魔女」という本の中で、ルーシィという女の子
   が自分の心の高ぶりを「朝目を覚ましたら、楽しい休みか喜
   ばしい夏が始まったような気持ち」と表現する場面がありま
   す。何かすごくよくわかる気がします。

HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/soheki.htm
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 (詩)なぜ
                           極
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 目覚めた脳裏に ピアノの旋律が蘇る
 夜更けのマンションに突如響いた
 その主はどんな朝を迎えているのか
 ひとの世の現実が むしろ切ない
  
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  ●つい最近の経験です。非常識きわまりない--
   と断じるのは簡単。しかし その主(おそらく
   女性)の想念etc.が かえって気になった
   目覚めでした。

 HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/kyoku.htm
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 (詩)あいさつ
                       高橋あすみ
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 君との「おはよう」のあいさつ
 私は君の笑顔を見るのが好き
 だってとびっきりの笑顔だから
 さあ、これが1日の始まり

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  ●ひさしぶりに書きました。
 
 HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/asumi.htm
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 (詩)仮葬
                          諦花
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 朝が来ることを
 知っているから目を閉じる
 怖い夢は目を開けば覚めると
 信じているから死んだふりもできる

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  ●闇に身を任せて、視界と意識を手放すこと。
   眠ることは本当はとても恐ろしい。
 
 HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/kurara.htm
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 (詩)朝
                        河野夏月
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 運命の片道切符だ
 そうして朝は来る
 歩き出さねばならない
 自分の意思で踏み留まれるとしても

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  ●朝だー。と、思える時間に最近、起きなくなりました(苦笑)。
   そんな私にとって、冬になってくると朝が近くなるので、
   ちょっと嬉しいです。
   あの凛とした空気が好きです。どんなに冷たくても。

 HP->
http://www2c.airnet.ne.jp/kaduki/
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 (詩)awake
                         LIB
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 二人の時間に存在しなかったメロディーが
 あの秋の空気を呼び覚ます不思議
 僕があなたに逢いたがっているから?
 決して失ってはいけなかったあなたに

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  ●(あとがきなし)

HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/lib.htm
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 (詩)無題
                        室姫 凛
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 迷ったら、後ろめたくない方を選べ
 真実は、信じたい方を信じればいい
 閉めるべき扉を閉め、開けるべき扉を開けるのだ
 やがて朝の微粒子が、君の頬を慈しむように撫でてくれる

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  ●(あとがきなし)

 HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/rin.htm
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 (詩)朝まで
                         うさぎ
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 休日前の夜更かしは ワインの宴
 しばし 朝までストレスからの回避
 女も長く やっていると
 生きてる意味など考えてみたくなる

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  ●最近 朝はしぶしぶ仕事に出かけ
   着いてしまうと開き直って仕事をする毎日です。
   だけど、朝になったらやはり新しい何かが
   起こる気持ちは捨てられませんね。(笑)

 HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/usagi.htm
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 (詩)優しさに包まれて
                         しじみ
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 眠っているうちに出て行くのは彼の優しさ
 しらじんだ光りで彼の背を隠すのは朝もやの優しさ
 私はじっと自分の起きるべき時間を待っている
 ベットに残る彼のぬくもりが冷めきらぬうちに

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  ●布団をあげる時に、ぬくもりが残っていたりすると、ごろん
   と再び布団に戻ってしまったりしませんか。これからは、そ
   れが遅刻の原因になることも度々。。。

 HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/shijimi.htm
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 (詩)強制力
                          杏条
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 満員電車の無法者が 誰彼かまわずラジオを聞かせている
 路上配布のティッシュが 仮面の笑顔を振り撒いている
 さわやかな朝! 何者による強制力か
 謳うほどに白々しいこの街で 誰もが呼吸困難に陥っている 

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  ●私は夜にしか詩を書けないタイプなので、今回のテーマはイ
   メージしづらくて難しかったです。
   悩みながら、自分の詩のために使える語彙があまりにも少な
   いことを痛感した次第です。

 HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/anjo.htm
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 (詩)次の街
                        夜行人間
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 竜胆色した空が 明るさを増す前に
 僕は次の街に行く
 君ではなく
 月の明かりのみを道連れに

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  ●人生はキャラバンだと思うのです。
   その中で、一緒に歩いていく人。別れていく人。
   あの人は。置いていったことを憾むでしょうか?
   いえ。最初から一緒に歩いていなかったんだから何とも感じ
   ないでしょうね。
   悲しんでいるのは私だけです。

 HP->
http://www3.ocn.ne.jp/~aeries/090/index.html
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 (詩)モーニングコール
                        空(SORA)
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『おはよう』
 君の声を今日も聞くことができた
 電話ごしの声はまだ眠そうだけど
 その声にパワーをもらう

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  ●朝,すっかり寒くなってきました。
   ふとんから出られないとゴロゴロ。
   時間が迫るのに起きられない。
   これからもっともっと寒くなりますね。

 HP->
http://www01.dewa.or.jp/~emisky/
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 (詩)朝
                         叙朱
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 オンネトーでも指宿でも
 朝の匂いはよく似ている
 寝床にいるとせき立てる
 ささ散歩へとでてらっしゃい

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  ●休みになると寝るのがもったいなくて、どうも早起きしてし
   まう私。これが旅先ともなるとなおさらです。起き出して、
   人気のない街を歩いていると、不思議と朝の匂いってどこも
   似ていることに気づきます。

 HP->
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/3509/
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(ここから一般投稿作品です)
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 (詩)朝
                     青緑紫(投稿/2)
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 自転車に乗りながら
 山にかかる靄を
 心地よい風と共に
 私は見ています
  
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  ●(あとがきなし)

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 (詩)太古の夜と現代の朝
                    moon kid(投稿/2)
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 何かの開始が何かの終了と
 とてもよく似ているように
 あなたがそのままくっきりと
 あなた自身ととてもよく似ていた

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  ●朝について思うことは たくさんありすぎて
   4行にするのは とてもつらい。
   みぞれ雪に咲くコスモス
   海風
   片思いの人に偶然会うこと
   朝から飲んだくれたこと
   剥製の動物とたたずんだこと
   とても書ききれないです。

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 (詩)幸せの毎朝
                     凛々香(投稿/2)
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 朝の 眩しい日差しは
 何故か あなたに似ていて
 そして 私はコーヒーを淹れる
 愛する あなたの為に
 
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  ●一緒にいて当たり前のように朝を迎える。
   そんな恋人達をイメージして書きました。
   繰り返される日常が実は一番幸せなんだとそう感じられれば
   いいなぁとおもいます。

 HP->
http://diary2.cgiboy.com/0/sao8820/
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 (詩)夢から覚めて
                   乙 ちひろ(投稿/2)
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 明日が来なければいいのに
 けれども朝はやってきた
 今日何が起こるかなんてわからないけれど
 心はまだ朝の日差しに気づかない

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  ●朝がいつも素敵に思えるとは限らないですよね。
   そういう面で共感してもらえたら嬉しいです。

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 (詩)夜明け前
                      止人(投稿/2)
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 まだすれ違う人の顔も見えぬ程 暗い
 冷たい風が頬を通りぬけ 
 漁船の灯りがちらちらゆれる
 一人きりが心地良い そんな朝

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  ●朝が明るいとは限らない。まだ暗い時間
   逆にいつもは寂しいと感じてしまう一人さえも
   なぜか心地よく感じてしまう 空気を伝えたかった。

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 (詩)白昼夢
                      炎樹(投稿/初)
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 金木犀の強い香りが
 夢にいざなうんだ
 台風が金木犀の花をすべて散らしても
 夢は止まらない

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  ●昔すんでいた家には金木犀の木がありました。
   怖いくらいに咲き乱れる金木犀の
   強すぎるくらいにきつい香りに嫌気がさして
   でも、家を移り住みこの時期になると
   強い香りで昔すんでいた家を
   その家でのさまざまな出来事を思い出します。

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 (詩)朝
                      まふ(投稿/6)
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 おはよう、おはよう交わされて
 誰か楽しい、誰か辛い、一日が始まる
 下向いてたり 上向いてたり 前向いてたり
 だからいろんなこと見つけられるんだね

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  ●(あとがきなし)

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 (詩)めぐる朝
                    耀 夜衣(投稿/2)
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 ねぇ、たまには、明るい日差しのなかで、
 皆と歩きたいね。
 楽しくお喋りでもしながら、なんでも話そうね。
 次の日になると、すべて忘れてしまっても、構わないから。

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  ●人は、臆病なもの。どんなに自信満々な人だって、
   自分の弱いところをなにもかも話すことなんてできないよね。
   でも、だからこそ必死に人は生きているのかなぁ。

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 (詩)無題
                     ひかり(投稿/初)
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 今日がゴミの日だということを教えてくれるカラス
 闇夜からそのまま抜け出てきて私にそのことを知らせてくれたんだね
 ドジな私のことを朝まで心配してくれてありがとう
 あなたは人間の化身でいつか出会う大切な人なのかもしれないね

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  ●日常の風景に未来に出会うかもしれない人を想像したくなり
   ました。

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 (詩)Susamajikimono
                       杏(投稿/再)
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 あぁ、光がやってくる この気持が 軋みながら回り始める
 もし、これが夕日なら 私は安楽を手にいれることができるのに
 気持をふれあわす夜明けは あなたを余計に遠ざける
 あぁ、それでも それでも私は明朝を望む

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  ●(あとがきはありません)
    
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 (詩)Pun morning
                      盈屡(投稿/初)
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 morning コールは 風と雪の囀りで
 hempの衣を身に纏う
 カップには冷た〜い雪ぎ 椿を無造作にあしらってみる
 髪はBasaBasa ノーメイク それで十分 気分は最高 

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  ●タイトル通り簡単に遊びましたw
   「あさ」がキーワードなので、詠んで楽しんでみてください。
    
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 (詩)一時の安息
                  ☆ゆーたん☆(投稿/初)
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 暗い夜からやっと見つけた朝がきた
 一時の安息
 またあなたのぬくもりを求めてさまよう夜がくるのね

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  ●(あとがきはありません)
    
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 (詩)夢先案内人
                    相模流緒(投稿/再)
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 夢を抱いて眠る 君のまぶたの裏側に
 きっと 僕はいないのだろう 分かっていたことさ
 朝になる前に 出てゆくよ
 もう 君の邪魔にはなりたくない

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  ●(あとがきなし)

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 (詩)本当のやさしさ
                      郁♪(投稿/初)
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 初めて別れを知って 本当のやさしさに気が付いた
 自分が一番ツライ時に人にやさしくできる
 それが本当のやさしさなんだね
 それを教えてくれたのは君だったのに。。。

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  ●(あとがきなし)

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 (詩)キラキラ
                     カケス(投稿/2)
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 キラキラ光る 朝の星
 キラキラキラと なぜ光る
 もうすぐ 消えてしまうのに 
 君だけを照らす 朝の星
 
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  ●(あとがきなし)

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 (詩)いずみ
                     サイコ(投稿/3)
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 何も無い毎日を変えたくて
 探し求めていたものは
 君に出会って見付けたよ
 ほら、今はこんなに眩しい朝焼け

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  ●前を見させてくれた、「えりこ」と「ゆり」という私の友人
   に感謝の気持ちを込めて…。

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 (詩)朝…
                      海風(投稿/再)
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 刻々と明けてくる 白光に追われ
 徒然なるあなたとの時が 消えていく
 心に染み入る光 戸惑うほどに新しい空気
 そしてまた 手さぐりの朝がくる

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  ●(あとがきなし)

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 (詩)朝
                      星夜(投稿/初)
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 辻褄が合わないのに現実的で
 謎を解かない突然の幕引きは
 夢の終わり か
 旅の始まり

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  ●いつかは醒める夢といいますが、その夢の続きを
   追うことが人生。思い通りの夢など見せてくれま
   せんが。

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 (詩)夢
                      BARON(投稿/初)
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 夢からさめて 目がさめて
 夢と現実の段差につまずき
 夢を仰ぎ 現実を否定したい
 そんなある朝の ゆめ。

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  ●(あとがきなし)

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 (詩)冷たい空
                      オリ(投稿/初)
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 声に出したら魔法がとけるよ
 雨の音で目が覚めた
 手のひらに残ったしずく
 薄いガラスをたたき壊す

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  ●あなたに最大の幸福と光を

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 (詩)つりがねそうの告げる朝
                      まき(投稿/4)
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 朝方のわたしは
 夢とこの世界の境がない。
 ゆらゆらとこの世界に帰ってゆく
 ちぎれた雲がまた契れゆくように。
  
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  ●朝のしろい空気が好きです。
   でもわたしの起きるころにはなくなってます
   夢を思い出しながらデコ出して自転車こぐのが好き

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 (詩)同じ空の下で
                      神咲桜(投稿/初)
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 下向いてたら涙がこぼれそうで、慌てて見上げた空。
 キミと見た朝焼けの方が綺麗だった。
 キミと指差した雲の方が暖かだった。
 一人ぼっちの帰り道、忘れる事のない時間を辿る。

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  ●ふられたけど、素敵な恋愛でした。

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2002年11月3日更新

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