月刊ポエムでは毎月テーマ素材を決めて、4行詩の競作を行っています。どなたでもご参加いただけます。投稿のご案内はこちらです。
掲載された詩の感想・コメント交換は、掲示板(気ままな掲示板)で行っておりますので、ぜひお立ち寄りください。
テーマ素材 「 包む 」
〜〜 同人作品集 〜〜
(詩)真っ赤なつつみ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ しじみ
(詩)手紙 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ まいてぃ桜
(詩)シンプルな ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 観夢冬芽
(詩)義賊 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 上杉晴一郎
(詩)オブラード ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 周子
(詩)追想 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 極
(詩)体温 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 相模流緒
(詩)夜に願いを ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 聡碧
(詩)プレゼント ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ うさぎ
(詩)愛に包まれて ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ LIB
(詩)手 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 諦花
(詩)悲しい記憶 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 河野夏月
(詩)michitariru ‥‥‥‥‥‥‥ 夜行人間
(詩)包まれて ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 叙朱
〜〜 投稿作品集 〜〜
( )は連続投稿月数です。
(詩)ありがとう ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ えっちゃん(2)
(詩)手の中のせつなさ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ タイム(2)
(詩)こどものように ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ モニカ(初)
(詩)包子 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ポンポコ(10)☆
(詩)ぬくもり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ じょんじょん(2)
(詩)ヤサシイ部屋に包まれて ‥‥‥‥‥‥‥ 悠水(3)☆
(詩)夜祭の帰りにて ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ケメ吉(3)☆
(詩)恋心 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ あきの紫織(2)
(詩)何がでてくる? ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 脱歩(10)☆
(詩)包み紙 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ hiro(2)
(詩)境界 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
macha(3)☆
(詩)変になりたい ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ツメコム(初)
(詩)囚われて ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ NANA(3)☆
(詩)いのち ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 隅田夕立(3)☆
(詩)キャべジン ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 他人(初)
(詩)包まれて ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 凛々香(2)
(詩)なにもかも。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ まふ(16)☆
(詩)想い ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 止人(再)
(詩)オゾン層に包まれた言葉 ‥‥‥‥‥‥‥
aoi(2)
(詩)against ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
葵(初)
(詩)防壁 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ミュー(3)☆
(詩)僕はやっと ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
kei(初)
(詩)僕と、君と。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 地祇聖(初)
(詩)夏の夢〜 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 海風(2)
(詩)抱き締めて ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Shuu(2)
(詩)貴方がいた時 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 秋色の風(初)
(詩)想いを秘めること ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 小太郎(2)
(詩)真実 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ アーティスト(初)
(詩)ぬくもり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
Rie(初)
(詩)感謝の気持ち ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ miyu(初)
(詩)さあ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ マスダ(初)
(詩)西日を渡った記憶 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 哀子(6)☆
(詩)攻撃 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ megumi(2)
(詩)ポケット ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Shuu(2)
(詩)雪 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ エール(初)
(詩)闇 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ワラビ(初)
(詩)未練 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 誠志(初)
┗━━━━━━━(掲載順番は原稿の受付順です)━━━━━━┛
☆:連続3ヶ月以上の連続投稿です。
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(詩)真っ赤なつつみ
しじみ
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言い出せない言葉が
心の中で熱くなる
だからあなたが来ると
私のからだは真っ赤なつつみ
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●困るんですよね。すぐにばれちゃって。^^;
HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/shijimi.htm
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(詩)手紙
まいてぃ桜(新同人)
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私がまだ幼かった頃 大好きなあの子に 手紙を書いた
ストレートな思い 書き並べて 封筒に入れる
学校からの帰り道 通学路の途中で あの子を待つ
あの子が通りかかった時 思わず手紙を後ろに隠した
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●小学生の頃、好きな子に手紙を書いたり、バレンタインチョ
コを渡そうと思って作るんですが
結局渡せなかった思い出
があります。
HP-> http://www003.upp.so-net.ne.jp/stargaze/
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(詩)シンプルな
観夢冬芽
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性格のことをお父さんに注意された
自信をなくした私に君が言ってくれた
「僕はおまえと話しててそんなこと思ったことないな」
今も その言葉に包まれて過ごしています
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●ありがとう、ありがとう。
丁寧でないシンプルな言葉が嬉しかった日。
HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/mimu.htm
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(詩)義賊
上杉晴一郎
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遂に 義賊鼠小僧次郎吉が捕縛された
”こうなった以上何もかも包み隠さず白状致しやす”
潔く白状して獄門台に上がる次郎吉の袂から
小判が一枚 チャリン と落ちた
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●岩波文庫の「旧事諮問録」には江戸末期、鼠小僧次郎吉が捕
縛されたことが載っています。かねて「義賊」は矛盾した概
念だと思っていましたので、こういう詩を作ってみました。
HP-> http://homepage1.nifty.com/uesugisei/
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(詩)オブラード
周子
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悲しみも思い出も
その人も微笑みも言葉も
みんな
オブラードに包んで飲み込んだ
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●10年も前に書いたものです。
当時のノートはすでになく、記憶の中を探って書いてみまし
た。
HP-> http://http://www.medianetjapan.com/2/drama_art/shuko/
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(詩)追想
極
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あのひとことに秘められた想いが
年月を経るにつれ心に沁みこむ
どうしてあのときにさっと
受けとめてやれなかったのか・・・
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●「つつむ」〜という3文字に、それこそ包み込まれる
世界が、
あまりにも広大でしかも複雑なのだと・・・
今にして、改めて思い知らされた想いです。
HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/kyoku.htm
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(詩)体温
相模流緒
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ねぇ…手をつないでいようよ。
こうしていれば、淋しくないでしょう?
私は、あなたに何もしてあげられないけど
太陽のような存在であればと、願うばかりです。
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●手の温度は、とても安らぎます。
HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/ruo.htm
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(詩)夜に願いを
聡碧
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人混みの中にいてもこんなに寂しいのは何故だろう
一週間があまりにも早くすぎると
ちゃんと生きているのか心配になってくる
優しくするのもされるのもすっかり下手になってしまったけど
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●包むこと。包まれること。優しくすることされること。それ
が時にあまりにも辛かったり、難しいこともありますよね。
人間という出来損ないだから。
HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/soheki.htm
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(詩)プレゼント
うさぎ
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噛みしめた後の 寂しさは
ガムの様に 紙に包んで捨ててしまおう
密かに したためた この気持ちを
包装紙にくるんで 明日 君に贈ろう
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●やっと夏らしくなったと思ったら、9月ですね。
残暑が厳しくなりそうな気配ですが
皆さん、体調にお気を付け下さい。
HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/usagi.htm
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(詩)愛に包まれて
LIB
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讃美歌が大聖堂を満たしていた
清らかな音と言葉の中に
僕たちは佇んでいた
大いなるものの愛に包まれて
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●(あとがきなし)
HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/lib.htm
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(詩)手
諦花
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無理矢理掴まれた手なら 振りほどけたのに
その手は拒めなかった
優しく 強く 温かく
私を包みこむ その手は。
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●新聞より抜粋。
「関東大震災で九死に一生を得た当時14歳の男性の手記。」
『友人と逃げ回っていると、突然、焼トタンがすさまじい勢い
で飛んできた。同時に身近で変な音がした。友人が倒れたの
だ。起こそうとすると、意外にも友人の頭部が失われている
のに気がついた。首のない友人の手は、私の手を堅くつつん
だまま離さない』
「堅くつつんだまま」という表現が胸に刺さった。その手をほ
どいて逃げる時、どんな気持ちがしただろう?
詩の内容はこの文章とは関係がないけれども、そんなことを
考えながら書いていました。
HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/kurara.htm
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(詩)悲しい記憶
河野夏月
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忘れるのではなくて
薄れるのでもなくて
まあるくなって そっと
人生に包まれて やっと 定位置を得る
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●最近、「僕につばさがあった頃」って言う子ども詩集をまと
めた本を購入いたしました。なんて言うか、最初の一篇から
脱帽です。ああ、すごいと思うのですが、思ってしまうとい
うことはこう言う心を忘れてはじめている証拠でしょうか。
私も初心に帰るべきかそれとも、大人の詩を目指すべきか、
考えてしまうところです。
さて、今回はこの辺で。
まだ蝉の鳴く夜に 河野夏月
HP-> http://www2c.airnet.ne.jp/kaduki/
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(詩)michitariru
夜行人間
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言いようのない気だるさと
埋め火のように残る火照りの中
無邪気な寝顔のあなたを見て わたしはつい微笑んでしまう
妹としてじゃなく ひとりの女として……
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●(あとがき無し)
HP-> http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Cell/5493/directly_666/index.html
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(詩)包まれて
叙朱
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届かない後ろ姿を
思い出しだし歩いてみた
夕闇はノスタルジアとよく似てて
鼻から入って目に染みる
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●目から映像を取り入れているはずが、いつのまにか、うつる
のは記憶の引き出しからひっぱりだしたものばかり。
HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/shishu.htm
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(ここから一般投稿作品です)
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(詩)ありがとう
えっちゃん(投稿/2)
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あの日は風と雨が強い日でした
濡れないように飛ばないように そっと労わるように
新聞をビニールに包んで ポストへ入れてくれた人
新聞奨学生という 明るく誠実なあなた ありがとう
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●(あとがき無し)
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(詩)手の中のせつなさ
タイム(投稿/2)
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どうしたらいいの
力を入れると 死んでしまうし
緩めると どこかへ逃げてしまう
蛍みたいな あなたの心を
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●切なくて悲しいときもあるけど
両方の手で何かを大切にしたい
そんなイメージを作ってもらえると
うれしいな。
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(詩)こどものように
モニカ(投稿/初)
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まるくなってひざをかかえ、体育すわりをして
上目づかいに、だれかをさがす。こころのなかのすがた。
あたためて、つつんで、とおりすぎないで、、、誰にわたしは
はなしかけているのだろう。雑踏をあるいているわたしは。
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●(あとがき無し)
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(詩)包子
ポンポコ(投稿/10)
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白い指が なめらかに動き 包み込む
小さなキッチン 粗末な具 窓からの光
君の言葉と 後ろ姿に優しさを感じるとき
午後の熱気がこもった部屋でも 妙に爽やか
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●台北のボロアパートに住んでた頃の
思い出を書いてみました
HP-> http://homepage3.nifty.com/kakusidama/
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(詩)ぬくもり
じょんじょん(投稿/2)
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いなくなっても なおさら 感じる
見えないバリアに つつまれている
不思議なぬくもりに 守られている
いつだって傍にいる いつだって…
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●亡き父が今もなおワタシを見守ってくれている…という今さ
ら気づいた父の大きさを書いてみました。
HP-> http://www001.upp.so-net.ne.jp/jonjon-room/
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(詩)ヤサシイ部屋に包まれて
悠水(投稿/3)
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温かくて甘い匂いがしてふわふわで
布団に包まりながらここが私の居場所だと思った
外には 出たくなかった 鬼が溢れているから
お菓子が散らかった汚れた小部屋 光さえ 通さない
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●「鬼」と関わっていくのは怖い。
でも、自分の世界に閉じこもり、
それを放棄しては生きてる意味がない。
そう思いました。・・なかなか踏み出せないですけど。
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(詩)夜祭の帰りにて
ケメ吉(投稿/3)
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夜祭トコトン 神社 花火がパッ 綿アメ
畦(あぜ)道 満月 浴衣 蛙ケルケルッ 夜露
包み隠している心も 今宵(こよい)は
ふわりふわりと 蛍の光
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●あとがき無し。
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(詩)恋心
あきの紫織(投稿/2)
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あなたを やさしく
大きな心で包んであげたい
あなたの前でなら
海のような人になれそうです
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●あとがき無し。
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(詩)何がでてくる?
脱歩(投稿/9)
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四次元ポケットより
もっとふしぎな
おばあちゃんの
ふろしき
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●あとがき無し。
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(詩)包み紙
hiro(投稿/2)
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あたしは包装紙がきらい。
きれいな紙に包まれて本当の心隠される
ギフトの向こうであっかんベーしていそう。
真心見せてよ。その心で包んでよ。
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●(あとがき無し)
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(詩)境界
macha(投稿/3)
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わたし を つつむ やわらかな 皮膚は
ふにふに 細胞の うすいうすい 層なので
あなた に つつまれて いるうちに 混ざり合ってしまうかな
ふたりぶん つつむ おおきな皮膚が できるかな
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●あとがき無し。
HP-> http://fukuoka.cool.ne.jp/macha0901/index.html
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(詩)変になりたい
ツメコム(投稿/初)
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体育座りで ぶる ぶる ぶる
部屋の隅で ぶる ぶる ぶる
膜も一緒に ぶる ぶる ぶる
やっぱりひっついてはなれない
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●何か、変わりたいって思う時って変われないもんじゃないで
すか。家族や周りの人たちが邪魔して包んで(無理矢理テー
マ入れてみたり)変われない。実は今までの自分が一番邪魔
してるんですけど。そんな感じ出したかったです。でてない
か。あっそういやホッとする詩じゃ無きゃだめなんだっけ?
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(詩)囚われて
NANA(投稿/3)
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優しいフリに振り向いて
トコトコ歩いて来たけれど
包み込むような瞳に
やっと嘘を見つけた
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●(あとがき無し)
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(詩)いのち
隅田夕立(投稿/3)
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土に包まれ
大地の温み
天に包まれ
萬緑の輝き
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●あとがき無し。
HP-> http://members.goo.ne.jp/home/sumida_yuudati
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(詩)キャベジン
他人(投稿/初)
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キャベツの芯は
沢山の葉に包まれている
一番表の葉は
なんだかかわいそうです
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●みつをちっく。
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(詩)包まれて
凛々香(投稿/2)
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知らない間に 包まれていた
安心出来る この場所に
私を守る 不思議な場所
あなたという 包み紙
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●傍にいてくれてるだけと思ったのに
いつの間にか包み込まれて守られていた
そんな思いを言葉にしてみました。
HP-> http://www.goodkey.net/~r_ririka/
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(詩)なにもかも。
まふ(投稿/16)
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コートに身を包む
心を閉じる封じるように
なみだも包む
何もかもコートまかせ
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●(あとがきなし)
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(詩)想い
止人(投稿/再)
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あなたを傷付けたくなくて 言葉を探す
あなたも私を想って 言葉を選ぶ
初めは薄いオブラート いつしか分厚いダンボール
いつしか想いは伝わらず 二人の距離は広がるばかり
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●相手を思いやって一生懸命言葉を捜すのに
素直に伝える事を忘れ
いつしか真意が伝わらなくなり
誤解が生じ
二人の心が離れていく。
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(詩)オゾン層に包まれた言葉
aoi(投稿/2)
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私は、呼吸する ー(包まれているから、可能だ)ー
あなたと、交わる ー(包みの中で自らの醜さを隠して)ー
けれど、肥大した「我々」が生じるならば
いつか内部のうめき声が、包みを破ることだろう
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●「包む」役割って、保護することと、醜さを隠すことだ、と
はじめに思い、そのような役割としてオゾン層を選びました。
したがってこの詩は、ただ環境問題についてのみの詩ではあ
りません。そのような包みを大切にしたい、と思ったのです。
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(詩)against
葵(投稿/初)
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あなたに会えた
あの場所に
もう一度戻りたいっていうのは
無理ですか?
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●あとがき無し。
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(詩)防壁
ミュー(投稿/3)
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あの子の部屋は 防空壕
すべてを遮断し 自己防衛
一緒に待とう 時が来るまで
心の鍵だけ 大切にしまって
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●(あとがき無し)
HP-> http://www.din.or.jp/~dona2/farce/silent/
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(詩)僕はやっと
kei(投稿/初)
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君に包まれる感覚 懐かしいね
忘れていた間隔 長すぎたね
君とあって 久しぶりに 抱き合って
僕はやっと 確かめられたよ 君のことが好きだって
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●(あとがきなし)
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(詩)僕と、君と。
地祇聖(投稿/初)
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あたたかい 僕の手包む 君の手は
笑いあう 二人でいると 楽しいね
何故だろう 君の言葉に 癒される
僕包む 君の全てが いとおしい…
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●初めまして。包む、と聞くとまず思うのが人の温かさです。
だから二人の詩になったんですが…。
全行、5・7・5にしてみました。
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(詩)夏の夢〜
海風(投稿/2)
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君に包まれ 君を包んで
ひとつのカタマリになって
溶けて消えたい
静かな月夜のその果てで
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●そんな夢を見ました。
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(詩)抱き締めて
Shuu(投稿/2)
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夏も酣で もうすぐ 秋の気配
あのころの 事は 記憶の片隅に了おう
二人で 羽織った 毛布の暖かさが
きっと 恋しくなる 季節が すぐそこ
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●あとがき無し。
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(詩)貴方がいた時
秋色の風(投稿/初)
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貴方色の風に吹かれて 昔の私に戻ってみたの
ドキドキの毎日を 切なかった毎日を
時が優しく微笑んでくれているよ
貴方がいた日を 時が包んでくれる
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●秋が近づきます。秋が来るたびにあの人を思い出します。
大好きだったの。どこにいるのかな?
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(詩)想いを秘めること
小太郎(投稿/2)
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その人の顔を見ることが 毎日の楽しみでした
私の知らない人と付き合っていると知ったとき
心の中で思うことは
それ以上何も生み出さないと知りました
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●片思いでした。
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(詩)真実
アーティスト(投稿/初)
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君に指輪を贈った
ほぐれゆくリボンに君の顔
飾りをとかれた君の心は
とぎれぬ愛で包まれる
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●弱いところ、さびしがりやなところ、素直な自分をみせるの
に臆病な君。大丈夫。強がりや見栄のベールをはずしたとき
に現れる本当の君を俺は愛してる。これは決して変わらない
俺の真実。
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(詩)ぬくもり
Rie(投稿/初)
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あなたの手は いつも あったかくて
私は好きだった
あなたと手をつなぐと
私は安心した
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●あとがき無し。
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(詩)感謝の気持ち
miyu(投稿/初)
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やさしい貴方はいつもどんな時でも
私の心が外を向いても〜
じっと暖かく見守ってくれたよね
おおきな貴方の愛に包まれて今の私がいるのね
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●わがままな私をじっと見守ってくれた彼に感謝・・・
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(詩)さあ
マスダ(投稿/初)
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さあ 全てを包み込め 私の心よ
何もかも受け入れて 楽になりなさい
何もかも投げ捨てて 素直になりなさい
さあ もう1つの"自分"を創りあげよ
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●ええと、初めまして!です。
詩〜楽とか素直とか書かれてあって「明るい詩かなぁ」と
思ったら大間違いです(笑
疑問の答えが飲み込めなくても、受け入れなければならない。
それが世間で通用していくには必要不可欠だから。
批判する自分を押し込んで「うん」といえる自分を創らなけ
ればならない。・・・みたいな意味です(?
でも、これは私から見た感じなので、読み手様がどう受け入
れるかは読み手様次第ですのでv
ご自由に想像をふくらませていただければ嬉しいです!
長くなりましたが、失礼致しましたー;
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(詩)西日を渡った記憶
哀子(投稿/6)
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あれは何度目かの挫折
ふてくされ右足が小石を宙に浮かせた瞬間
透明の雲がスルスルと降りてきて
大丈夫さぁと包んだ響きが西日を渡り八月も終わりと告げた
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●・・という白い記憶の中の暑かった日
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(詩)攻撃
megumi(投稿/2)
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誰かに包まれていないと生きていけない
そんな声を あたしが吐くと思う?
何を解りたいの? 何を教えたいの?
そんなものなくたってもう大丈夫な精神を手入れてしまったのよ
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●(あとがき無し)
HP-> http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=marshmegu
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(詩)ポケット
Shuu(投稿/2)
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力強く握りしめた君の手を
僕のポケットにそっと入れる
言葉は交わさなくても
握り締める力で会話してる
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●あとがき無し。
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(詩)雪
エール(投稿/初)
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あなたをつつむ雪は わたしのこころ
少しだけ ほんの少しだけ 触れることができても
あなたへの思いは 静かに 音もなく
溶けて 届かない
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●(あとがき無し)
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(詩)闇
ワラビ(投稿/初)
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闇は私を優しく包む
全ての喧騒から私を引き離す
闇に吸い込まれていく
私は“一人”の世界で蒼い月をながめる
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●(あとがき無し)
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(詩)未練
誠志(投稿/初)
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貴方の想い出に囚われたまま
其の記憶から抜け出せなくて
貴方の其の手で強く抱いて
貴方の香りでそっと包んで
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●忘れられない恋の幻想の中で必ず一度は望む事を詩にして
みました。
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