月刊ポエムでは毎月テーマ素材を決めて、４行詩の競作を行っています。どなたでもご参加いただけます。投稿のご案内はこちらです。

　掲載された詩の感想・コメント交換は、掲示板（気ままな掲示板）で行っておりますので、ぜひお立ち寄りください。

　　　　　　　　　　テーマ素材　「　耳　」

　　　　　　　　　　〜〜　同人作品集　〜〜

　　　耳栓　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　上杉晴一郎
　　　ネコスイッチ　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　しじみ
　　　耳鳴り　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　穂実樹寧花
　　　耳の記憶　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　ＬＩＢ
　　　ピアス　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　周子
　　　音　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　河野夏月
　　　海へ　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　うさぎ
　　　ｉｍｍｏｒａｌ　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　夜行人間
　　　横浜線　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　聡碧
　　　日常　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　叙朱

　　　　　　　　　　〜〜　準同人作品集　〜〜
　　　　　　　　　（　）は連続投稿月数です

　　　生命（いのち）の証　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　雪乃（６）
　　　成長　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　蝉春（９）
　　　雑音　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　粗茶屋（12）
　　　聴覚の優しさ　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　空惟秋羅（６）
　　　ワタシノミミハ、カイノカラ　‥‥‥‥‥‥‥‥　aoi （14）
　　　もっと早く　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　kei （13）
　　　まだかな？　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　ポンポコ（22）
　　　夏　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　杜若萌（９）
　　　歌　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　沙玖良美羽（４）
　　　ピアス　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　輝（４）
　　　小心者　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　はな（６）
　　　聴く　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　紅蛍（４）
　　　真夏の幻聴　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　哀子（７）
　　　ピアス　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　トモヨ（12）
　　　無力　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　ケメ吉（４）
　　　聖母のような「耳」　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　ミュー（15）
　　　アスファルトのほとりで　‥‥‥‥‥‥‥‥‥　タイム（14）
　　　有線　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　じょんじょん（14）
　　　耳かき　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　KOTOSU（３）
　　　ピアス　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　明神夜（３）
　　　大丈夫　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　ミチル（３）
　　　飾り　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　エール（３）
　　　届けたい想い　伝わらない気持ち　‥‥‥‥‥　あをい（５）
　　　空耳　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　縁（６）
　　　ミミ　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　まふ（28）
　　　叫び　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　ひざし（７）
　　　僕の耳に　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　彩風人（６）
　　　痛み　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　hinazuki（12）
　　　夏の夜　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　山ちゃん（６）
　　　日々　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　リュウ（７）
　　　白ウサギ　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　柴人（５）
　　　息吹　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　マルクト（７）

　　　　　　　　　　〜〜　一般投稿作品集　〜〜

　　　無題　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　ゆーたん（２）
　　　声　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　黒さん（２）
　　　ごらんください　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　飛来（初）
　　　いつまでも続けばと　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　トントン（２）
　　　自戒　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　あろう（初）
　　　きこえる。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　吉井春樹（再）
　　　午前０時　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　いち（初）
　　　寝息　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　Shuu（再）
　　　聞く聴く　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　さゆ（２）
　　　静かにたたずむ耳に音　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　Ｒ（初）
　　　音　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　黒弧（初）
　　　終始　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　叢三太夫（初）
　　　繋がれた心　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　イブキ（２）
　　　メゾピアノ　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　夕（再）
　　　震える耳　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　あおいあお（初）
　　　Vincent　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　atusy（初）
　　　静寂　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　みらん（再）
　　　オープン・クローズ　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　夏葵（２）
　　　私の耳に。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　三奈（再）
　　　耳を閉じて　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　たけし（初）
　　　鼓膜　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　エンジ（初）
　　　ふた　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　YUKI（２）
　　　ピアス　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　泉堂さくら（２）
　　　そのあとに　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　十織（初）
　　　秘密の約束　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　こえて（２）
　　　耳　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　ユウ（２）
　　　今でも耳は　‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥　k-and-m （初）

　　┗━━━━━━━（掲載順番は作品の受付順です）━━━━━━┛

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　耳栓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上杉晴一郎
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　夏は毎日海水浴　海に入る前　指で唾を耳につけた
　唾がばい菌の巣窟とは知らなかった　子供の頃だ
　内耳炎　外耳炎　中耳炎　ずきずき痛んだ
　夏の終わり　僕の耳は忌まわしい黒い紋章に覆われた

　　　●医学辞典によれば、口の中は極めて汚いらしい。

　HP-> http://homepage1.nifty.com/uesugisei/
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　ネコスイッチ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しじみ
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　そこはダメ
　手慣れた手付きだってわかっていても
　耳の後ろは　マタタビの前のネコのように
　骨抜きにされてしまう　ネコスイッチ

　　　●“新しいテーマ素材は耳・Ｅａｒ”と見ただけで、くすぐった
　　　　くなりました。

　HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/shijimi.htm
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　耳鳴り
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　穂実樹寧花
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　塞いでも鳴り止まない君からの別れの言葉を
　解き放つには君が好きだったラブソングを
　口ずさみ
　未練に似た門出を後押しする月明かり

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　耳の記憶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＬＩＢ
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　耳の記憶の儚さに
　君を失ってはいけなかったことを
　強く強く心に刻む
　君の声が想い出せない

　HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/lib.htm
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　ピアス
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　周子
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　ピアスが膿む　あなたがくれた
　わたしの耳には
　どうやら馴染まなかったみたい
　あなたの心と同じように

　HP-> http://shuko1234.easter.ne.jp/
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　音
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　河野夏月
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　雨
　風
　虫
　音が沁みこんでいく

　　　●〜終わりに〜　眠いですね。
　　　　秋だもん。夏の疲れをいやしましょう。私は音楽を聞くのも
　　　　虫の音を聞くのも好きです。都会に住んでいてもどこからか
　　　　聞こえてくるものですね。
　　　　では、今回はこの辺で。　　　　　河野夏月

　HP-> http://www2c.airnet.ne.jp/kaduki/
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　海へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うさぎ
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　中身を失った　貝殻の独り言を　聞いてみたの
　耳たぶに　夏の日差しの温もりを　かすかに残して
　おまえは　何を失ったの　?　そんなに　軽くなって
　あの人にもらったピアス　詰めてあげるから　海にお帰り

　　　●夏の終わりの海って　いつも寂しいですよね。
　　　　最近は、プールばかりで　何年も海に縁のないうさぎです。

　HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/usagi.htm
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　ｉｍｍｏｒａｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜行人間
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　口に含むは　禁忌の房
　瞳の次に脳梁に近い器官
　噛み切るのが愛の証と言うのなら
　迷わず嚥下して見せよう

　　　●久々に私らしい詩になりました（笑）
　　　　ええと、耳とか噛むのって普通……ですよねぇ（大汗）

http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Cell/5493/directly_666/index.html
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　横浜線
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聡碧
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　あの日君がたとえ抱き寄せて欲しかったにしても
　それに応えるにはもう何かが足りなくて
　顔を伏せた君の白い耳が微かにふるえるのを見つめながら
　ただぼくはいつまでも言葉を探すふりをしてた

　　　●先日、旧い友人と飲みにいったら、ひょんなことから、本当に
　　　　何年かぶりに真面目な恋愛談義で盛り上がりました。ついでに
　　　　忘れてるふりしてた、いろんなことも思い出してしまいました。

　HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/soheki.htm
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　日常
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　叙朱
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　遠くで戦争が続いている
　砲撃、非難、怒声、悲嘆
　ラジオの中の非日常は
　耳から入って日常になる

　　　●情報化が進むと、これまで知りえなかった遠い世界の出来事が
　　　　まるで、自分の手の届くところのように伝えられます。でも、
　　　　だからといって、何をする（できる）わけでもないという現実。
　　　　ただ、危機感だけが麻痺してゆくような気がします。
　　　　
　HP-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/shishu.htm
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　　　　　　　　　　　　準同人作品集

　　　（準同人とは連続３ヶ月以上、連続掲載された方々です）

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　生命（いのち）の証
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪乃
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　耳を澄ましてごらん
　貴方の鼓動が聞こえてくるから
　これは貴方が生きている証
　忘れないでいて‥いま、この瞬間を

　　　●当たり前のように時を刻む心臓
　　　「生きている証｣を改めて確認する
　　　　そんな瞬間を考えてみました

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　成長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蝉春
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　自然に髪の毛を耳にかける仕草が
　色っぽくて少し驚いた
　ほんとだったんだね
　男より女の方が早く大人になるのって……

　　　●苦しさのあまりに訳のわかんないものを書いてしまいました＾＾；
　　　　あまりテーマに沿ってなくてすみません；；

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　雑音
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　粗茶屋
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　長い夢から覚めた気がした
　暗い闇から抜け出た気がした
　キミが僕を助けてくれた
　僕はそっと耳栓をはずした

　　　●自分に素直になった時、周りの雑音が鮮やかに歌い出す。
　　　　聞こえないんじゃない。聞こうとしないだけだ。
　　　　素直になりたい。

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　聴覚の優しさ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　空惟　秋羅
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　聴こえて来る雑音が　ただただ怖くて
　塞ぎこんでいた私の手を　そっとどけてくれたのは
「独りじゃないよ」
　優しすぎる　あなたの声

　　　●昼の雑音は嫌いで。
　　　　連れ出してくれたのは、あなただったね。
　　　　ありがとう。

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　ワタシノミミハ、カイノカラ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　aoi
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　悪意のこもったことばもあなたの呻きも
　細かく細かく振動して、意味を解体されて、
　うずまく三半規管から脳に到達するまでに
　静かな海鳴りになって、私の空洞を守れ・・

　　　●タイトルはコクトーからかりました。
　　　「私の耳は貝の殻　海の響きを懐かしむ」
　　　　たった二行だけれど大好きな詩です。

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　もっと早く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　kei
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　君の声が
　耳の奥からココロの中へ
　辿りつくまでの
　僅かな時間がもどかしい

　　　●もっともっと早く好きな人の声を
　　　　聴きたいな、という気持ちです。

ＨＰ-> http://www.geocities.jp/kei_s551011/
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　まだかな？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポンポコ
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　まだかな？　さっき別れたばかりだけど　
　受話器を見つめ待ってる　１分・３分・５分・・我慢できない・・
　何十回も呼び出し音だけが耳に響き　ため息
　家に帰り着いて無いことが　解ってるのに

　　　●デートの後で彼女からの電話を待って
　　　　待ちきれず、自分から電話して一人、イライラしてました。

ＨＰ-> http://homepage3.nifty.com/kakusidama/
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　夏
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　杜若萌
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　どこまでもどこまでも　突き抜けるような青空に
　できるだけできるだけ　腕を一杯に広げて
　駆け抜ける風を受け止め　夏の輝きに耳を澄ませば
　僕は漂う　宇宙の流れを

　　　●すべての生命が輝く夏。世界中に満ちるこのエネルギーを身体
　　　　いっぱいに感じていたい。
　　　　そんな思いで書きました。

ＨＰ-> http://kmoe.k1.xrea.com/
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　歌
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　沙玖良美羽
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　あの日あなたが口ずさんだあの歌が
　今もこの耳から離れることがないから
　こんなふうに今でも
　あなたの影を探してしまう…

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　ピアス
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　輝
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　覚えてるよ　あなたのすべてを
　覚えてる　　目をつぶると　見える
　笑ってる顔　キスする顔　目も口も鼻も
　耳についてる　ピアスも

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　小心者
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はな
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　その声を耳にすれば　泣き出してしまうから
　しっかりと耳をふさいで目をつむって
　かけぬけてしまおう
　夏のおばけやしき

　　　●入る意味ないやん、というつっこみはなしです
　　　　こわいもんはこわいのです
　　　　小学生以来こわくて入れません

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　聴く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅蛍
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　空気を伝わってくる音たちは
　いつも耳で聞き取るけど
　胸の奥まで響くあなたの音は
　いつも心で聞いてるよ

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　真夏の幻聴
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　哀子
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　人の出会いをゲームの様に楽しむ子供等と
　人の出会いを欲情の果てに呑みこむ大人達と
　この夏の宵闇が真と云うならば
　聞かせてよこの耳に　乱れる心を鎮めてよ

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　ピアス
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トモヨ
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　長い髪をかき上げると
　キラッと耳元に輝くピアス
　風に吹かれて揺れるピアスは
　まるで風鈴みたいに綺麗だね

ＨＰ-> http://www.geocities.jp/freeverse20030601/
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　無力
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ケメ吉
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　なんとかしてあげたい
　何も出来ぬ　自分が情けない
　音声は耳に届かぬけど
　ぎゅっ　君を抱きしめる

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　聖母のような「耳」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミュー
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　ココロに音叉　あなたに波長
　惹かれて　呼ばれて　明滅しながら
　遠ざかっては　近づいてくる
　さざめく波間　耳障り

　　　●波間を伝う「ノイズ」が氾濫するとき、
　　　　その波長を受け容れる、聖母のような
　　　「耳」の存在。これ、如何に（？）

ＨＰ-> http://www.din.or.jp/~dona2/farce/silent/
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　アスファルトのほとりで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タイム
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　車の流れが途絶えると
　葛は　ガードレール越に釣り糸を垂れる
　耳には　サラサラ流れる水音と
　わずらわしさから抜け出た　トビウオの水音が聞こえる

　　　●暑い夏の日の幻想です

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　有線
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　じょんじょん
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　私があなたと繋がっていられる　この１０ヶ月の間
　私はあなたにたくさん話しかけるだろう…
　あなたの耳には　どう聞こえているの？
　早く出てきて教えてよ

　　　●今、７ヶ月の後半です。長いようで短かった気もします。
　　　　私や夫の声は、ちゃんとベイビーに届いていますよね？！
　　　　と信じて(^^ゞ。。。

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　耳かき
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　KOTOSU
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「膝枕なんて何年ぶり？
　ずっとこうしていたいね。」
　微笑みながら君は呟く
「…ごめんね？足、しびれちゃった。」

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　ピアス
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明　神夜
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　耳に穴を開けたんです
　そうしたら貴方は怒って
「折角柔らかくて綺麗なのに！」
　大事にされているんだと実感したのです

　　　●ピアスを開けると云ったら、多少の反対をされます。

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　大丈夫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミチル
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　つぶやくように自分に言い聞かせた
　ゾクゾクする背筋とは裏腹に
　触れられた耳たぶが熱を持つ
　あたしはまた、大丈夫と繰り返した

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　飾り
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エール
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

　何も聞こえないこの耳　ただの飾り
　あきらめていたのに
　愛しいきみの声が聞きたい　
　必死に手を動かすきみと動いた僕の心

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　届けたい想い　伝わらない気持ち
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あをい
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　好きなのに　愛してるのに
　見えない何かに阻まれて　一言が重くなる
　伝えたい気持ち　心の叫び
　あなたの耳には届かない

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
　空耳
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　縁
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

　吸い込まれるような蒼い空の中
　　薄く流れる白い雲の向こうから
　存在しない曲が聞こえてくる
　　地球の賛美歌　私だけの空耳

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　ミミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まふ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

　過去の出来事も今の憂鬱も見えない未来も
　この耳には何も聞こえてない
　役立たずなんだね
　でも逆に良かったかもしれない。

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　叫び
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひざし
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　空気の振動で声という音楽が伝わるのなら
　この心の震えはどうしたら伝わるのだろう
　冷たい視線　落ち着いた態度　終わりを告げる言葉
　でも　心はこんなにも泣いている　　　

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　僕の耳に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彩風人
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　雨の音に心を静め
　風のささやきに耳を傾け
　君の声に心を躍らせ
　僕は生きていきたいんだ

ＨＰ-> http://www1.hotshake.com/users/ayato/
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　痛み
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　hinazuki
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　耳たぶに残った痛みは　時が経てば消えるのに
　胸の真ん中の痛みは　あの日のまま
　胸に手を当ててみても何もわからない のに
　痛いと感じるのは　どうしてなの？

　　　●愛しいとさえ感じた耳たぶの痛みは
　　　　時を経て、胸の痛みへと変わりました。
　　　　いつまでも治まらなくて、困っています。

ＨＰ-> http://www.geocities.jp/lovepieces_moon
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　夏の夜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山ちゃん
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　騒々しいくらいの虫の羽音
　草むらで鳴いてそうな　カエルの声
　遠くでひびく打ち上げ花火　パーン
　耳で夏をひとりじめ

　　　●眠りかけると色んな音が聞こえて来るんですが
　　　　虫の声（？)っていいですね。

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　日々
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リュウ
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　聞きたくなくても聞こえてきて
　聞きたくても聞こえなくて
　何を求めるにも思いどうりにいかなくて
　それでも僕は聞きます日々の音を

　　　●「人生思いどうりにいかない」という感じで書きました。でも
　　　　それが人生だし、思いどうりにするため努力する事が人生の楽
　　　　しみだと思っています。

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　白ウサギ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　柴人
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　ツーンとした 寒さの世界で
　生き残るために 耳あてをつけた
　傷も消えかけた 白の世界で
　裸の白ウサギが 走っていく

　　　●夏なのに白い世界です（汗）。
　　　　そろそろ秋の匂いも感じてきましたね。

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　息吹
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マルクト
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　運動場に這いつくばって　しっかり耳を押し付け
　大地にぴったり　寄り添う様にまぶたを閉じる
　川のせせらぎ　せみ時雨　突然の夕立
　気持ちを通り過ぎ　存在さえも超えた　地球の息使いが・・・

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　　　　　　　　　　　一般投稿作品集

　　　　（初掲載または再掲載／２ヶ月連続の方々です）

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　無題
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゆーたん
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　少しばかり背伸びした
　一瞬の出来事だけど・・・
　勇気を出して一気に押し込む
　耳のピアスは大人の証？・・・

　　　●高校の時、初めてピアスの穴をあけました。
　　　　勘違いではあるのですが、、、。
　　　　大人になった気分になるものなんですよね

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　声
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黒さん
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　大勢の声の中
　あなたの声は聞き分けられる
　嘘だと思うなら
　私をもっと呼んでください

ＨＰ-> http://pksp.jp/smalleclipse/
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　ごらんください
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　飛来
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　かみさまが一番趣向を凝らされたのが　ここ　耳でございます
　世界中に溢れ返る　音　音　音
　それらがこの、迷路をとおり
　一番良い形で　こころの真髄にいたるのです

ＨＰ-> http://hiraima.fc2web.com/
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　いつまでも続けばと…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トントン
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　君のひざ枕で
　ゆっくりと耳掃除をしてもらう
　頭上で微笑むその笑顔は
　高いお空に飛んでった

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　自戒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あろう
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　音にたよる無力さを知るがよい
　身の危険も、きみの心も
　皮膚からきこえるだろう
　生きるとはそういうことだ

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　きこえる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉井春樹
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　その声は必ずとどく。
　遠い遠い、僕のところへ。
　好きなひとの声は、
　ほんとに、よく聞こえる。

　　　●ＨＰなら写真付

ＨＰ-> http://www.h3.dion.ne.jp/~jamnoise
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　午前０時
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いち
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　わたしの耳に　吸い込まれた　渦巻く　"ごめん"　
　明日が　今日に　放り出される　
　もう　泣くことも　出来ない
　わたしの耳から　消えて　昨日の　"ごめん"

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　寝息
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Shuu
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　このままで　変わらず　いて欲しいと　願った
　小さな　寝息が　とても　心地よくて
　ずっと　このまま　聞き入って　いたかった
　また　ここへ　戻って　きても　いいよね

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　聞く聴く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さゆ
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　聞こえる?　この音。
　聞こえる?　この鼓動。
　あなたが傍にいるときだけの
　私の心のカーニバル。

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　静かにたたずむ耳に音
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｒ
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　あの頃の僕は、イヤホンでこの耳を覆っていたから
　僕を罵るその音も　僕を労わるその音も
　同じオクターブで僕を責めたてていたんだ。
　君の口笛がきこえるまでは

　　　●あの頃の私はそんな感じでした。
　　　　慰めの声だとわかっていても、蔑みにしか聞こえなかった。
　　　　その頃を思い出しながら・・・

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　音
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黒弧
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　そっと体やすめ　まぶたおろし　耳をすましてごらん
　見えない音が聞こえてくるよ
　音なんか見えない
　でも　出会った事のない音が聞こえてくるよ

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　終始
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　叢三太夫
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　ざわめき始め
　歓声がとどろく
　悲嘆がこだまし
　静寂が訪れる

　　　●生まれ死に行く者は誰に見送られるのでしょうか。
　　　　意識しなくても本能がちゃんと聞いているのでしょう。

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　繋がれた心
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イブキ
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　私の声は　想いは　あなたに響きますか
　こころを　自分の言葉で　縛りつけないで
　研ぎ澄まして聞いてください
　私の手をおとりください　闇夜に好かれる前に

　　　●人間の弱さを表現したいとおもって書きました。
　　　　闇夜は孤独や寂しさを書くためにつかいました！

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　メゾピアノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夕
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　風がなびく音　本のページをめくる音
　それはとても小さな音　耳をすませると聞こえる音
　でも　それよりもっと小さな音は
　枕に耳を押し当てた時に聞こえる　自分の鼓動

　　　●この詩を書いている時に聞こえた音は
　　　　ＰＣの機械音と
　　　　ＣＤから聞こえるポルノの「まほろば○△」

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　震える耳
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あおいあお
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　どんなに塞いでも混沌は見える
　こんなに緊張して震える耳
　言葉は要らない
　たった一つの声が欲しい

　　　●洪水。堤防決壊。心水浸し。
　　　　そんなに多くのことが必要なのか。

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　Vincent
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　atusy
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　私はあなたの声を誰より望んだ
　PaulはTanguyを嫌い　私はPaulを愛した
　東方からの波音はHokusaiの調べ
　Auversで天使の歌声を聴きたかった…

　　　●Vincent(Vincent van Gogh:ｳﾞｨﾝｾﾝﾄ ｳﾞｧﾝ ｺﾞｯﾎ)
　　　　Paul(Paul Gauguin:ﾎﾟｰﾙ ｺﾞｰｷﾞｬﾝ)
　　　　Tanguy(Portrait of Pere Tanguy:タンギー爺さん　絵画)
　　　　Auvers(The Church at Auvers-sur-Oise:オーヴェールの聖堂)
　　　　ひまわりが有名ですが、人物画の方が良いと思います。

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　静寂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みらん
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　とがった耳をそばだてて　
　見えない季節の音を聴く
　想いの光景へのよみがえり
　恋したひとへのはかない調べ　

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　オープン・クローズ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夏葵
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　心を解き放てば少し前の自分とは違うところに居る
　感じる事の出来なかった感覚・匂い・音までもが伝わってくる。
　自分が変われば、人・物・事が変わったかの様にも思える。
　心の鼓動が聞こえる。

　　　●いつまでも、こうありたいです。

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　私の耳に。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三奈
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　私の耳にあなたの声が聞こえなくても構わない
　聞こえなくても、おしゃべりできるから、
　心は繋がっているから
　あなたが一緒なら、、それでいい

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　耳を閉じて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たけし
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　両手で耳を閉じて聴いてみる。
　その時、ひとりぼつちの自分が存在する。
　ざわめきの声だけが
　自分の心に語りかける。

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　鼓膜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エンジ
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　鼓膜の記憶が繰り返す
　予告もなく頻回に
　好き・俺も・直球ヨロシクの愛情表現
　変化球知らずの17才だったな

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　ふた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　YUKI
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　耳をふさいで、いた。世界のすみっこ、で。
　その間も朝と夜と時間は、転がり続ける。
　耳をふさいで、いた。あなたの声が流れ出ないように。
　穴の奥深く、なにもかもを、止めていた。

　　　●悲しい言葉を聞かないため、だけではなく、大切なもの、
　　　　がこぼれ出ないように、耳をふさぐこと、ないですか。

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　ピアス
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　泉堂さくら
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　はじめてのピアス
　あなたからもらったプレゼントのため
　でも今はただの穴
　塞ごうにも塞げず今もともに生きてる

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　そのあとに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　十織
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　貴方の寝息　心臓の鼓動　
　すべてが聞こえるこの距離で
　溶け合いながら
　眠るのが好き

　　　●初投稿です。少し川柳っぽいリズムで。
　　　　川柳も大好きなんですv

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　秘密の約束
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こえて
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　目を閉じるとよみがえってくるあなたの声
　夜の海を眺めながら「ナイショだよ」って囁いた
　たった一度きり　ふたりだけのデート
　私の耳の中で今も守られてる秘密の約束

　　　●忘れられない大切な思い出です。
　　　　誰にでもひとつくらいあるのではないでしょうか。

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　耳
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ユウ
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「人の話は目で聞きなさい」
　先生がそう言ったから
　両手で耳をふさいだのに
　そんなに怒ることないじゃないですか・・・

　　　●若気の至り。

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　今でも耳は・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　k-and-m
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　滅多に　私の名前を呼んでくれなかった貴方だけれど
　だからこそ…貴方の声で発音される「みゆき」は特別で
　その時の声　吐き出される息　それらに震わされる私の心と身体…
　今でも耳は覚えている　１０年経った今でさえ…

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