4行詩の展覧会


 月刊ポエムでは毎月テーマ素材を決めて、4行詩の競作を行っています。どなたでもご参加いただけます。投稿のご案内はこちらです。

 掲載された詩の感想・コメント交換は、掲示板(
気ままな掲示板)で行っておりますので、ぜひお立ち寄りください。


          テーマ素材 「 黙 」

          〜〜 同人作品集 〜〜

   寡黙 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 上杉晴一郎
   心 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 周子
   あの日 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 極
   帰り道 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 聡碧
   しるし ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 諦花
   Silence  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ LIB
   沈黙 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ うさぎ
   モノローグ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 叙朱

          〜〜 準同人作品集 〜〜
          ( )は連続掲載月数です

   友へ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 杜若萌(11)
   感じる ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ じょんじょん(16)
   silence ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  kei(15)
   無声・慟哭 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ミュー(17)
   夜 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 輝(6)
   眠る言の葉 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  k-and-m (3)
   病 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ まふ(30)
   電車の魔力 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ はな (8)
   喋らなくても ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ KOTOSU (5)
   放課後の音楽室の思い出 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  aoi(16)
   沈黙空間 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 空惟秋羅 (8)
   過去と未来の輪廻の中で ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 粗茶屋(14)
   耳鳴り ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 明神夜 (5)
   心のラビリンス ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ あをい (7)
   頭ん中 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 飛来 (3)
   蝶 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ タイム(16)
   恋かもしれないきもち ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ YUKI (4)
   おしゃべりな沈黙 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ケメ吉 (6)
   離れ離れ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 蝉春(11)
   待ち合わせ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ポンポコ(24)
   キミの沈黙 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ トモヨ(14)
   森林浴 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 雪乃 (8)
   秋の落胆 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 哀子 (9)
   バランス ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ hinazuki(14)
   失望 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 十織 (3)
   とはずかたり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ こえて (4)
   扉 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 泉堂さくら (4)
   黙 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ひざし (9)
   創りし者創られしモノ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ リュウ (9)
   ありふれた時 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ みらん (3)

          〜〜 一般投稿作品集 〜〜

   もう二度と還らないあの人を想う。‥‥‥‥‥ なんち(2)
   こたえて ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 小女子姫(2)
   ふたり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 凛。(2)
   SILENCE ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  厩淙(初)
   12時半の約束 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 台風すずめ(初)
   51 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 初めてのチュウ(初)
   信頼 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  山健Z(初)
   楽 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ユキヒロック(初)
   消せない想い ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 寄り道桔梗(初)
   ワカラナイヨ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ hiro(2)
   空調の切れた教室で ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ミチル(再)
   知らずに ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ まいこ(再)
   幸 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥   obw(2)
   食卓 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 冬至梅(初)
   相思 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ありね(初)
   表現 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 灯火(初)
   夜道 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ゆーりん(初)
   恋 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ せんち(初)
   これで、おしまい。‥‥‥‥‥‥‥‥‥  雪村あやか(初)
   カウントダウン手前 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ばら(2)
   星たちの中に ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 南のたかちゃん(2)
   ヒカリ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ れんぎょう(初)
   囚われ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 氷慧るか(2)
   決意 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ なちゅ(2)
   ねぇ、君は知ってるかな? ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ まさ(初)
   塊 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  rye(初)
   落葉 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ kimi(初)
   これで死んだらただのバカ ‥‥‥‥‥‥‥‥ 森静野(2)
   笑顔で返事 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ BB(初)
   偽りの日々 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 夢浮(初)
   木目 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  ぱるす+(初)

  ┗━━━━━━━(掲載順番は作品の受付順です)━━━━━━┛

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            同人作品集
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 寡黙
                     上杉晴一郎
 シェーンも 武蔵も 勇も 寡黙で
 寡黙は大事な男の 美徳だった
 今 寡黙で社会を泳ぐことは 難しい
 ああ 引き籠もり症候群の きざし

   ◎おしゃべりだけで生きているテレビタレントと政治家は
    一卵性双生児のような気がします。

    http://homepage1.nifty.com/uesugisei/ 
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 心
                     周子
 途切れたメール
 鳴らない電話
 沈黙が
 あなたの全てを物語る

   ◎あとがきなし
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 あの日
                     極
 あなたの視線に耐えて
 じっと黙していることの意味・・
 解りすぎるから だから
 なおさらなにも言えなかった

   ◎沈黙は、そのこと自体が、なにごとかを語り尽くしている・・
    ひとの人生には幾たびか訪れるシーンです。
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 帰り道
                     聡碧

 日が傾いたら二人きりで手をつないで一緒に帰ろう
 きっと君はぼくの知らないいろんなことを聞かせてくれる
 ぼくは黙って握った手から君を感じながら耳を傾けよう
 やがて夜が来たら今度はぼくが星の話を聞かせてあげる 

   ◎言葉に詰まるのじゃなくて、
    言葉がいらない沈黙というのは何かとてもほっとします。
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 しるし
                     諦花
 君の沈黙は 拒絶と甘えのしるし
 俯いたまま黙りこむ その背中が
 理解の足りない僕と 不器用な自分を責めている
 振り向いてよ。 抱きしめるから。

   ◎あとがきなし
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 Silence
                     LIB
 僕たちは息を殺していよう
 ふたりの世界を
 必要のない喧騒が
 壊してしまわないように

   ◎あとがきなし
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 沈黙
                     うさぎ
 口に出さなきゃ 解らない事も ある
 黙っていても伝わる事が きっとある
 おかしな物だね 人と人
 都合勝手の あまのじゃく

   ◎いつも おしゃべりが過ぎて 
    後で後悔してしまう うさぎです。
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 モノローグ
                     叙朱
 ありあわせの言葉を途切れないように
 笑みを浮かべて呪文のように
 わたしの唯一の対抗手段
 空気が凍てつくあなたの沈黙には

   ◎沈黙は金、とか言いますけど、それだけでは意思疎通には不十
    分。やっぱりモノローグ(独り言)よりダイヤローグ(対話)
    のほうが楽しいし。
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            準同人作品集

   (準同人とは連続3ヶ月以上、連続掲載された方々です)
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 友へ
                     杜若萌
 ぼんやりと 茜色に光る 夕暮れの屋上
 涼やかな風の中 感じてる 君のぬくもり
 何も言葉はないけれど
 ありがとう いつも隣にいてくれて

   ◎特別な慰めや励ましの言葉が何もなくても、
    大切な友達がただ隣にいてくれるだけで心が落ち着く。
    そんな時がありませんか…。

    
http://kmoe.k1.xrea.com/ 
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 感じる
                     じょんじょん
 目を閉じて 空を見上げる
 気づかなかった あたたかい光 
 聞こえなかった 空気の音
 しみこむ しみこむ しみこむ

   ◎家の前が土手なので、よく散歩をします。
    川の流れをボーっと見ていて浮かびました。
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 silence
                     kei
 静かに儚く響く siren
 闇に飲まれてやがて silence
 僕の中の闇がのっそり
 気づかぬ間に over flow

   ◎例えば、この部屋の一角の沈黙は、
    僕から溢れ出したものなのかもしれない。

    
http://www.geocities.jp/kei_s551011/ 
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 無声・慟哭
                     ミュー
 知りうる 言葉が 果てたとて
 愛する 貴方が いないとて
 沈黙よりは 慟哭しかなく
 閉じない意識を 無限に開いて

   ◎宮澤賢治の『無声慟哭』をヒントにした、
    故人を偲ぶ叙情詩。
    気持ちや意識が閉じないならば、無限に開いて、
    慟哭する自分と向き合う「修羅」の瞬間を知る。

    
http://www.din.or.jp/~dona2/farce/silent/ 
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 夜
                     輝
 夜に 煙草を吸いながら
 星を 眺めて 煙見て
 夜の 沈黙に 暗黙に
 ただ ただ 心 沈むだけ

   ◎今日あったことをかきました
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 眠る言の葉
                     k-and-m
 心の中に揺れ潜む
 言葉にならない思いたち
 告げることすら出来なくて
 言葉と成らず永遠に眠る

   ◎永遠に…黙することになってしまった、
    切ない言の葉の詩です。
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 病
                     まふ
 何か言って不安になるから
 いつも思ってた
 でもキミが沈黙は違ってた
 何も言わなくても通じる時間

   ◎あとがきなし
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 電車の魔力
                     はな
 電車は みんなの沈黙を
 線路の中へおとして走る
 ごととん ごととん ごととん
 やがて沈黙が 寝息にかわってしまうまで

   ◎電車の中はだいたい静かです。
    朝のこんでいるじかんもしゃべる人はあまりいません。
    電車の中には、他にはない、独特な沈黙があるとおもいます。
    それに電車から山や田んぼや海をみるのは、すごくきもちいいです。
    そしてわたしは、よくねすごします。
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 喋らなくても
                     KOTOSU
 星明り照らす外灯の下
 冷えた手を擦り
 缶コーヒーを飲む
 アナタがいればそれで幸せ

   ◎あとがきなし
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 放課後の音楽室の思い出
                     aoi
 誰もいない 誰もいない
 ほこりっぽい音楽室のグランドピアノ
 不協和音は天井のぽつぽつに吸い込まれて
 気だるさだけが残る

   ◎音楽室の防音の穴の空いた天井を眺めることと、
    和音の余韻を聞いたあとの沈黙を感じることが好きでした。
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 沈黙空間
                     空惟 秋羅
 言葉を止めた空間の中
 あなたの唇から音が零れた
 何も言ってあげられない
 無力な私を どうか許して

   ◎何も言ってあげられなくて、ごめんね。
    本日の沈黙は痛いものがありました。
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 過去と未来の輪廻の中で
                     粗茶屋
 闇の中
 心静かに耳をすます
 聞こえてくるのは地球の息吹
 私は今、生きている

   ◎あとがきなし
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 耳鳴り
                     明 神夜
 きーん と硬い金属音が響く
 走る車急ぐ人々めくるめく時間
 そんな都会の喧騒の中僕だけが
 沈黙の耳鳴りを聞いている

   ◎静かな所にいると、きーんという音が聞こえるのですが・・・。
    あの音は、嫌いなのですね・・・。
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 心のラビリンス
                     あをい

 君と二人 トキメク鼓動 うれしいはずなのに
 頭と心がまるでぐちゃぐちゃ続くのは長い沈黙
 何を言おう 何を話そう
 言葉が心の迷路を彷徨っている

   ◎あとがきなし
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 頭ん中
                     飛来

 想像する 妄想、幻想、音がない世界のように共鳴する
 固有振動だけを感じ取ることができればいいのに他の
 音なんて聞けないように 頭ん中の沈黙の世界が
 現実であればいいのに ひどくうるさい 現在界で何度も想像する

   ◎想像、妄想、幻想、残像、映像は全部、音がなく、
    どれだけリアルなものでも、物足りないから、すがりつくには、
    逃げ道としては不完全であり続けると思う。

    
http://hiraima.fc2web.com/ 
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 蝶
                     タイム
 季節外れの蝶が 車にはねられた
 ヒラヒラと 最後の舞いを終えた後
 我が身を嘆くよりは と その蝶は
 黙ったままの 紙片になる

   ◎あとがきなし
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 恋かもしれないきもち
                     YUKI
 まだ、誰にも言わずにいよう
 まだ、ひとりで  
 大切な想いほど しまっておいて
 ときどき開いて そっとたのしむ

   ◎恋のはじまり、って宝物を見つけたような気持ちになります。
    誰かに話してしまった瞬間から、
    自分だけのものでなくなってしまう。
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 おしゃべりな沈黙
                     ケメ吉
 瞳 焦がれも 唇 黙し
 悪友 話せる奴 装って
 語れど 語らぬ 笑み 嘘 本当
 近くて 遠い 50センチの距離

   ◎経験ある人、手を上げて〜!
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 離れ離れ
                     蝉春
 弱弱しい君の手が僕の手を撫でる
 もうすぐお別れだという事を空気で察知する
 こんな時に必要な言葉は出てこない
 ただ黙って目で語ることしかできないんだ

   ◎言葉って本当に必要な時ほど出てこないものだと思います。
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 待ち合わせ
                     ポンポコ

 壁の隙間から射し込む光に 君の顔が浮かび上がる
 細い光の中で笑ってるようにも 怒ってるようにも見える
 亀のように首をすくめ 早く嵐が通り過ぎてくれと
 黙って耐えてる ほんの少し遅れただけなのに・・・

   ◎あとがきなし
    
    
http://homepage3.nifty.com/kakusidama/ 
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 キミの沈黙
                     トモヨ
 突然キミが黙っていると
 僕はどうしたらいいのかわからない
 キミが黙ったまま心の気持ちを顔で表現しても
 理解が出来なくて僕はオドオドしてしまうだけ…

   ◎「黙ってちゃ分からないよ!」という言葉を言われた事があって
     ・・・それで思い出しながら詩を書いてみました。 

    
http://www.geocities.jp/freeverse20030601/ 
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 森林浴
                     雪乃
 深い深い 森の中
 聞こえてくるのは 川のせせらぎを虫の声
 誰も私を知らない 此処でなら
 私は私でいられる 取り繕うことも飾ることも ない

   ◎誰も踏み込んだことのない、森の中に入ってみたい
    と、最近よく思います。
    別に、現実逃避ではないんですが‥
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 秋の落胆
                     哀子
 季節外れのふたりの戸惑いに
 黙って見送ってくれたのは
 時折降る雨の音と
 静かなる過去への落胆達

   ◎あとがきなし
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 バランス
                     hinazuki
 黙っていてもわかるだなんて
 そんなに自信がある訳?
 沈黙と饒舌で量る恋のバランス
 その唇を動かしてみて!

   ◎以心伝心もステキだけど
    ときには、きちんと伝えて欲しいと
    思いません?

    
http://www.geocities.jp/lovepieces_moon 
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 失望
                     十織
 踊りを忘れた踊り子に
 降り注ぐのは冷たい視線
 何も言えず 退けず進めず
 でも1番失望しているのは 誰よりも 自分自身
 
   ◎昔から、なにかと責任のある立場を任されます。
    期待に応えられなかった時の失望を、
    誰よりも感じているのはワタクシ。
    唄えぬ小鳥の哀しみです。
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 とはずかたり
                     こえて

 かようのいたづら事は 黙(だんま)るべきこと
 されど 問はれぬこと語るもいとおかし
 草深き大地にて 雪の曙に照らされ 有明の月に抱かれ 
 愛情に生きたる 女のものがたり

   ◎平安時代に書かれた「とはずかたり」から
    イメージを膨らませました。
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 扉
                     泉堂さくら
 教室の片隅でひっそりと
 黙読し続けるセピア色の少女
 ひとりぼっちの彼女の傍らに広がる
 色とりどりのパラレルワールド

   ◎あとがきなし

    
http://www.geocities.co.jp/PowderRoom-Rose/9879/ 
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 黙
                     ひざし

 車の往来 駅のアナウンス 学生の笑い声
 昨日と同じ時間 同じ風
 ただ あなたがいないというだけで
 私にはすべてが音のない 早送りの映像   

   ◎あとがきなし
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 創りし者創られしモノ
                     リュウ
 自分と創られた自分が対峙する
 二人は黙って見詰め合った
 そして創られた自分にも傷跡があるのに気付く
 それを見た自分は振り返り今を歩き始めた

   ◎私は理想の自分を想像した時に想像した自分にも
   「苦労」とかがあり、いろいろなモノを乗り越えてきて
    たまたま私の理想の自分と重なってイメージとして
    頭の中に出てきたと考えています。
    だから私は理想を考えた時に「こうだったらいいな」ではなく
   「こうなりたい。だからがんばる」と考えています。
    そうすればいつか自分も
   「理想の自分」になれる気がするからです。
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 ありふれた時
                     みらん
 足早に去りゆくひとを
 ただ息をひそめて見守る
 帰って来た時間をにぎりしめ
 黙まりと時のしじまに仁王だち

   ◎あとがきなし
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           一般投稿作品集

    (初掲載または再掲載/2ヶ月連続の方々です)
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 もう二度と還らないあの人を想う。
                     なんち
 一度だけキスをした
 あの時の待ち合わせ場所
 さようならとあの人が泣いて
 私には何ひとつ言えなかった場所

   ◎大切な人が去ってしまった時、僕は言葉が出てきません。
    それはあまりにも苦しくて、たいていの場合
    他人事のようにそれを認めざるを得ないのです。
    ただ、思い起こせる程時間がたった時に、ふと遠く
    思い出せる「事」なのです。
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 こたえて
                     小女子姫
 いのちのふるさとへかえったのね
 しっているよ みんなかえるの
 だのに どうして 
 こんなに さみしい

   ◎逝ってしまったひとのことを思いました。
    どんな旅立ちでも、辿り着く所は宇宙のように静かな場所。
    そんなイメージが浮かびます。
    やり場のない気持ちをどうにかしようと、
    ひと(いのち)はそこからやってきたのだと
    考えようとするのだけれど。
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 ふたり
                     凛。
 大きな溜息をひとつ
 君の横顔を眺めながら、君からの声を待つ
 何も言い出せない君に、夕焼けも終わりを告げる
 こうやって、いつもの静かな時間が過ぎる

   ◎無口なのか、言い出すのが恐いのか、
    別れの近づいた事を忘れたい私と君との、ある日の夕暮れ。
    結局何も言い出せず、また明日ねと別れる。
    さようならが言えないふたり
    
    
http://www.geocities.jp/mr3816jp/index.html 
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 SILENCE
                     厩淙
 テレビを消した 静かな空間
 2人でただただ 黙って手を繋いで
 目を閉じれば お互いの温もりが伝わり
 優しい空間が出来ることに 気づくの

   ◎会話もしないで過ごしたら、
    気まずいって雰囲気じゃなくて優しい雰囲気になると思うんです。
    それが、好きな人ならなおさら。
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 12時半の約束
                     台風すずめ
 さみしくなったらいつもここにいます
 12時半の約束
 ラジオから聞こえる
 沈黙が聞こえる

   ◎あとがきなし
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 51
                     初めてのチュウ
 彼は僕に教えてくれた
 それは努力という言葉
 彼は僕のことを知っているわけではない
 でも僕は彼から希望を持つことを教えてもらった

   ◎あとがきなし
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 信頼
                     山健Z
 友達はいらない 裏切られるから
 親友は欲しい 信頼できるから
 だから僕は独りでいい 独りだと 自由だから
 だけど僕は一緒にいたい 独りだと 寂しいか

   ◎あとがきなし
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 楽
                     ユキヒロック
 このままで いいんでないかい?
 そのままで いいんでないかい?
 よくわからんけど そう思うで
 答えなんか無いのが 答えだ

   ◎あとがきなし
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 消せない想い
                     寄り道桔梗
 秘密のメール
 弾む会話 高鳴る鼓動
 やがて減る言葉・・・
 そ知らぬ顔してdeleteキーを押す

   ◎メールをしても返信はない。
    返信がないのが彼の答えなのか・・・
    楽しい会話の後に訪れた沈黙の時間。
    秘密のアドレスを無理に平気な顔して削除する。
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 ワカラナイヨ
                     hiro
 ねぇ黙っていたら分からないよ
 君の気持ち 君に近づきたいのに
 沈黙の空気は 重たいよ
 心の扉開けてよ 君の事分かりたいよ
 
   ◎あとがきなし
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 空調の切れた教室で
                     ミチル
 あんたがなんにも言わないから
 息苦しくなってスカートの裾をぎゅっと握る
 消えうせていく校庭の歓声
 あんたの息遣いだけが、今も耳に残るよ

   ◎あとがきなし
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 知らずに。。。
                     まいこ
 あなたを何時の間にか目でおって
 何時の間にか好きになって
 何時の間にか恋に落ちて
 何時の間にかあなたなしではいきていけない私になった

   ◎あとがきなし
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 幸
                     obw
 電話なんて繋がってるだけでイイ。
 会話なんて続かなくてイイ。
 繋がってるって事だけ、
 感じていれば、私は幸福。

   ◎沈黙になる度に、嬉しいか可笑しいかわかりませんが、
    笑ってる自分がいます(笑

    
http://www.geocities.jp/possitive_712/ 
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 食卓
                     冬至梅

 明るい光の下に照らされた 何かを語りかける食卓
 私たちはただ ひたすらに同じ仕草
 視線の先には 主張しすぎる四角い箱
 ふと 下を見た 食卓は さびしそうだった

   ◎今度実家に帰るときには、ひとつでもいいから、
    みやげ話を持って帰ろうかな…
    そしてそれを食事の時間までとっておこうかな。
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 相思
                     ありね
 水面と月のように
 ただ黙りこみ たたずんでいればよかったのだ
 さすれば この心も
 ざわめかずにすんだのに

   ◎初投稿です。皆さんの綺麗な詩につられて飛び入りです
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 表現
                     灯火

 黒の凍える道の上 ゲージに入ったアヒルが頭を挟む
 風が頬にあたり 花はマスクを被る
 ひっそりと ひっそりと
 白くなる瞬間を求めて

   ◎書くこと好きです、空いっぱいに想像の自由を。
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 夜道
                     ゆーりん
 真夜中に一人たたずんでる
 静寂に包まれた闇の街
 何も怖がることはないんだよ
 朝は必ずくるんだから

   ◎あとがきなし

    
http://yuuci.fc2web.com/yuucinekoneko/home.html 
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 恋
                     せんち
 肩に顔を埋めながら
 ただ、ただ
 ゆっくりと瞳を閉じる。
 貴方が居れば、いい。

   ◎あとがきなし
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 これで、おしまい。
                     雪村あやか
 お願いだから、理由を話して
 どうして私じゃなくて、あの娘なの?
 ・・・言いたくないならそれでいい。
 黙っててもいいから、どこへも行かないで・・・。

   ◎あとがきなし
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 カウントダウン手前
                     ばら
 空気の音だけが響いて
 あとは 紫煙にかすんだまま
 だからもう終わりだと思った
 離しかけた手を 強く握られるまでは

   ◎あとがきなし
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 星たちの中に・・・
                     南のたかちゃん
 星空を眺めるだけでいい
 その光景は神秘なるもの
 私は見つるだけでいい
 胸は涙でいっぱいだから

   ◎時には一人で感動していたいです。
    涙が流れる理由はそれぞれの立場が
    あるでしょうから・・・。(*^^*)ハイ

    
http://cgi.f25.aaacafe.ne.jp/~takataka/ 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ヒカリ
                     れんぎょう
 光を待つ日々
 暗闇が僕を包む
 時が僕を生かす
 僕の光はまだ戻らない

   ◎あとがきなし
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 囚われ
                     氷慧るか
 後ろにずっと立ったまま
 黙ってこっちを見つめる過去の私
 過ぎ去ってしまったはずなのに、忘れたいはずなのに
 どうしてどうしてその視線を振り切れないまま

   ◎誰にでも忘れたい過去はあります。
    けれど過去は永久に後ろに立ったまま、
    黙ってこっちを見つめているものです。

    
http://www.geocities.jp/garasuna_takarabako/ 
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 決意
                     なちゅ
 心変わりではなかった
 けど
 だけど
 どうしようもなくて

   ◎迷った末の沈黙の場面です。
    どんな場面かは
    それぞれの想像に
    お任せいたします。
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 ねぇ、君は知ってるかな?
                     まさ

 人ってどうしようもない時どうすると思う?
 ただ、泣きながら笑うんだよ
 壊れていく心 コントロールできない感情
 君は味わったことがあるだろうか?

   ◎失恋や挫折を繰り返して人は成長するんですよね
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 塊
                     rye

 か細い足に手綱をまかれ ドスっと引き倒される
 電気のショックに 筋肉がひきつる
 牛が肉になる瞬間
 何も言わない 何も言えない

   ◎解剖実習で子牛を殺したときのことです。
    何かを犠牲にしなければ何かを得られない、
    そんな時もあります
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 落葉
                     kimi

 雑踏の中に溶け出されて行く虹のような帰り道
 それはまるで人知れず落ちて行く葉のような静寂
 彼のめがね越しの真っ直ぐな瞳に憶えた恋心は
 気がつけば散りゆく紅葉に似ている

   ◎思ってもいない気持ちに気がついてしまうけど
    気がついてもどうにもならない思いもある。
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 これで死んだらただのバカ
                     森静野
 ムラカミハルキのような恋がしたいと
 ムラカミリュウのような女の子が云う
 心の中がつんのめった
 動揺して危なく車にひかれるところだった

   ◎辻仁成氏の風味を狙うも、テーマ素材と離れすぎですか?
    2回目の投稿です。

    
http://www.glw.jp/index.html 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 笑顔で返事
                     BB
 だんだん耳が遠くなった
 耳の遠い友だちとの会話
 二人とも聞き返すこともなく
 黙って笑顔で頷く

   ◎この月刊誌はときどき読んでいますが、投稿は初めてです。
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 偽りの日々
                     夢浮(むぅ)

 弱い彼女を案じて 心変わりを告げられない貴方
 何も知らない彼女の前で ただの女友達を演じる私
 知らずに過ごした月日の数だけ きっと傷つく彼女
 貴方が黙っている限り 誰も幸せになれないよ!

   ◎初投稿です。
    土壇場で「あとがき」を4行詩に変更してしまいました(爆)
    遠い遠い日の思い出です(苦笑)

    
http://www5e.biglobe.ne.jp/~u145/ 
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 木目
                     ぱるす+
 あなたの住む古いアパートは
 いくつものしみのついた壁と、ふしの穴の開いた天井
 上下左右に他人の生活の気配を感じながら
 声をころして抱き合う二人を木目がわらう。

   ◎どうかんがえてもあの古いアパートでは
    隣近所につつぬけだったのではと
    そんなことを考えました。
    二人は結ばれるはずのない関係でした。
    だから二人でいる時間は
    はげしく沈黙の中で抱き合うしかなかったんだなあ。
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2004年11月7日更新

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走る   眠る    花火  果実

2003年>  飛ぶ    笑う   包む   

2002年>    咲く 伸びる    戻る   

2001年>    待つ  迷う 痛み     

2000年>            

 

 

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